野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

昔の名前で出しました

タワレコから、ポイントの有効期限が切れまっせと脅されたので、かねてから懸案になっていた"Somewhere"を購入した。

Somewhere

Somewhere

リリースが2013年ということは、3年間もグダグダと迷っていたのか。やれやれ。
キース・ジャレットゲイリー・ピーコック、そしてジャック・ディジョネット。おなじみStandards Trioだ。リリースされた2013年の時点でトリオ結成30周年で、それを記念して出したアルバムだそうで。録音は2009年ですけどね。ECMのジャケットは相変わらずカッコええですな。
スタンダード曲が中心なのだけど、あんまりそんな風に聞こえない… 元の曲をあんまり知らないからという理由だけではないはず。"Standards Live"を聴いた時もそんな感じだったような。相変わらず変なフレーズと耳障りなうめき声だらけ(うめき声はやや控えめかもしれない)なのだけど、時々びっくりするぐらいに美しいフレーズが出てきたりして、その辺がやはりたまりませんですねえ。
それにしても、このチャーリー・ヘイデンポール・モチアンのトリオで昔(1968年だから、48年前!)"Somewhere Before"という紛らわしいタイトルのアルバムを出しているのだけど、いったいどういう意図で今回のタイトルをつけたのだろう。
まあ、「48年も前のことなんか憶えてられるかボケ!」ということですかそうですか。