野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

SUMMER ALE出てますね

帰国のために荷造りをしていたら、行方不明になっていた眼鏡が発見された。なぜかカバンの中に入っていた。ケースにも入れずに。何じゃそら。もちろんわたくしが自分でやったことなのだろうけど、記憶にないし、理由もよくわからない。50歳を前にして、早くもボケが始まったのかもしれない。まあとにかく見つかってよかった。

さて今回の出張におけるフライトについて。最初はKLMで行こうと思っていたのだが、さっさと予約しないものだから、手配をかけようとしたときには満席になっていた。仕方がないのでルフトハンザでシアトル ー フランクフルト ー ハノーファー、というルートを往復するフライトを予約しようとしたら、これが何と4500ドルもする、と。そいつああんまりだ、何か良い手は無いか、と旅行代理店に調べてもらったところ、復路のフライトでフランクフルトからシアトルまでを直行便ではなくダレス(ワシントンDC)経由にすれば2500ドルになりますよ、と。それはまた何とも… と思ったが致し方ない。差額の2000ドルでもう一人出張できるじゃないか。
デモ用機材をFedExで送れなかったため、自分のスーツケース以外に預け入れの荷物がダンボール2箱ある。いったいどれほどの超過料金を取られるのか、そもそも預かってくれるのだろうかと少しばかり心配していたが、あっさりチェックインできた。それも超過料金なしで。これはひょっとしてスターアライアンスのゴールドメンバー特典?だとするとKLMにしなくて良かった(Flying Blueでのステータスはそんなに高くないので)のかもしれない。
さてフランクフルトでの国際線への乗り換えだが、今回もまた乗り継ぎ時間が極端に短い。到着した時点ですでに搭乗開始時刻を過ぎている。前回ミュンヘンから帰るときはまことにスムーズな乗り換えで、短時間の乗り継ぎでも問題なかったのだが、なんと今回は、パスポートコントロールが長蛇の列。その列に並ぶ前に、搭乗券をチェックしていたおばちゃんに「オレこのフライトに乗らないといけないんだけど」と訴えてみたものの、「It's OK」と軽く流される。いやそりゃアンタはOKだろうけどさ、とやきもきしながら並んで出国審査を終え、Z66ゲート(これがまた遠いの)まで走って、なんとかギリギリ間に合った。
ダレスまでのフライトはプレミアムエコノミーで、通路側の席も確保できており比較的楽なのだが、最初に少しばかりうとうとしたぐらいであまり眠れなかった。フライト時間が8時間と短く、しかも昼間の便なのでそんなに本気で寝るようにはなっていないのだな。
さてダレスに到着。乗り継ぎ時間は1時間40分。通常であればさほど問題ないが、今回はダンボール2箱のデモ用機材の通関がある。入国審査は特に問題なかったが、通関はちょっとばかし手間取った。中身は何かと問われ説明するがいまいち理解できないようで、開梱してブツを見せてやっとOKとなった。が、まあこれぐらいはまだ想定の範囲内だ。改めて荷物を預け保安検査を終えてゲートに着いたときにはやはりすでに搭乗時刻を過ぎている。問題は、搭乗券に書かれているゲートはすっからかんで誰もいないということだ。ちょっとドキドキしながらも、搭乗開始時刻を少し過ぎているとはいえ、いくら何でも乗客の多い国際線がすでに出発してしまったということは無かろう、と改めて確認してみると、やはりゲートが変更になっていた。まったく心臓に悪い。すぐ近くのゲートで良かった。
さてダレスからシアトルまでは大好きなUAで6時間弱のフライト。もちろんB列、真ん中席だ。クソったれ。
このシアトル行きに乗ってしばらくしたら猛烈な眠気に襲われ、飛行中はほとんど寝ていた。無理な姿勢で首が痛い。予定より20分ほど早く、午後8時過ぎにシアトル・タコマ空港に到着した。
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預け入れの荷物も無事に回収できた。しかしタコマ空港のカートって有料(5ドル)なのな。ちょとびっくり。
途中で陣屋に寄ってラーメン食べて帰ろうかな、と思っていたがI405を下りそこねてレドモンドまで帰ってきてしまった。仕方がないのでQFCでサムアダムスを調達し、買い置きのサッポロ一番でぷしゅー。もうとにかく、ぐったりだ。でも無事に帰って来られて良かった。お疲れ、俺様。
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