カリフォルニアにシカゴは無いんだぜ

日曜日の夜、ちょいとお気楽な映画でも、と思って「ブルースブラザーズ」を観た。

ブルース・ブラザース [DVD]

前に観たのはもう10年以上前。下手すると20年以上経つかもしれない。当然、内容なんてほとんど覚えちゃいない。記憶にあるのはせいぜい、やたら豪華な出演者だったってことと、教会でデブがバック転してた、てことぐらいだ。そう、とにかく出演者（ミュージシャンの）が豪華。教会で説教をする牧師はJBだ。んなアホな。で、ここでJBに煽られて啓示を受け、そうだバンドをやるんだ、と言い出したジョン・べルーシ（デブ）がバック転するわけですな。で昔のメンバーを訪ね歩いて引きずり込もうとするわけだが、そのギタリストの嫁がアレサ・フランクリン。もう一人のギタリストはスティーブ・クロッパー。孤児院の管理人はキャブ・キャロウェイ。楽器屋の主人がレイ・チャールズ。ストリートで歌ってるおっさんは何気にジョン・リー・フッカー。とにかく豪華。そしてストーリーは特にこれといったヒネリは無い。でもこれで良いの。ブルース兄弟のいく先々で、2人に対してロケット弾を撃ち込んだりマシンガンをぶっ放したりする謎の女が現れるのだが、それに対して特に何のコメントもない（最後の方で謎が解けるけど）のがシュールでなんだか可笑しいし、実は全編でけっこう派手なカーチェイスをやらかしてるし、とにかくバカみたいな映画だが、そういうのが良いのですよ。

あー面白かった。次は「ブルースブラザーズ2000」を観るのだ。