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野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ギエロン星獣って懐かしいじゃないか

「さらば国分寺書店のオババ」の次は「気分はだぼだぼソース」だな。

改めて読んでみると、まあ実にどうでも良いことしか書いてないし、それぞれの話にもオチがあるんだかないんだか。でもこれ、当時すごく好きだったんだよなー。
別に「どうでも良いこと」を書くのが悪い、と言っているわけではない。そういう本は大好きだ。でも、いま読むと、なんだかこう、うーん、ていうね。
著者の椎名さん自身が、1993年(単行本が出てから十数年後)に文庫化された時のあとがきで、「言っていることがいかにも堂々とあからさまにワカゾーだし、やたらギリギリとイキがっているし、どうにも恥ずかしい」と書いている。で今や、そこからさらに20年以上が経過してしまっているわけですよ。そりゃもう、あーた。
ウォークマンを装着して通勤電車に乗る話、とか、アブドーラ・ザ・ブッチャーへのインタビューとか、1980年代ってこんな時代だったんだよ、っていうある種の歴史書として読むと、独特の味わいがあるという気がするけどね。
俺様も随分とおっさんになってしまったのだなあ、としみじみ思ったことでございました。