自宅交換サイトなんてホンマにあるんかいな、と思いながら夏休み中に「ホリデイ」を観ていたわけですが。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/04/13
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http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20100430/106948/
最近ではAirbnbなんてものがあったりするけど、これは10年前の映画だし。
この映画、ジャック・ブラックが出てるんで、一体どんなオナラぷーなんかなと思って観たら意外とマジメにやっててこれまたびっくり。キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットがこのホーム・エクスチェンジでLAの豪邸とイングランドの片田舎(と思ったらロンドンの通勤圏らしいけど)にある質素な家を交換してそれぞれ休暇を過ごす、てな話。さらにそこにケイト・ウィンスレットの兄役でジュード・ロウなんて、なかなか豪華キャストじゃないか。
キャメロン・ディアス扮するアマンダは映画の予告編を作る仕事をしている、という設定なのだけど、彼女が何か妄想をすると、それが全て映画の予告編っぽくなる、というのが面白い。新聞のドラマ紹介欄を専門にしているライターが、何でもかんでも百字にまとめてしまう癖がある、という清水義範の「百字の男」という短編を思い出した。あの小説は百字にまとめられたセンテンスだけで構成されている、というのがまたすごいのよな。
それとケイト・ウィンスレット。「タイタニック」に出てた時は特に感心しなかったけど、この映画では生真面目ながらちょっととぼけた感じの役で、これがまた良いじゃないか。近所に住む元脚本家のアーサー爺ちゃんも味があるし。
いやー面白かった。でもやっぱりジャック・ブラックはオナラぷーでないと、何かが間違っている気がするなぁ。