『父親たちの星条旗』を観たら、やっぱり『硫黄島からの手紙』も観ておかないと、と思いながら10日も経ってしまった。
んでやっと観たわけだが、登場するのがごく一部を除いて日本人ばかり、そして当然ながらセリフもほとんど日本語だったので驚いた。いや、硫黄島の戦いを日本側の視点から描いた映画ってんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけども、なんというか日本の映画っぽいのよな。日本人が出てても監督がアメリカ人だと、日本人ないしは日本の描かれ方というのが、どうしてもトホホな感じになるのは避けられないと思っていたのだけど全然そんなことなくて。というかまあキャストがほとんど日本人だから当然、なんだろうか。いやそれだけじゃないと思うなー。特に、太平洋戦争当時の
帝国陸軍の愚劣さ加減だけではなくて、そのベースになっているメンタリティ的なものをちゃんと理解してるような気がするのよな、なんとなくだけど。いやなかなかすごくないか
イーストウッド監督。