野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Welcome back

金曜日の夜にiPhoneを阪急京都線の電車内に置き忘れ、当日に駅のサービスセンターで問い合わせるも届けは出ておらず、翌日13時以降に阪急梅田の「お忘れ物センター」に問い合わせることになった。
で13時すぎにお忘れ物センターまで出向いて確認してみたが、残念ながら届いていない。うむむ何ということか。いよいよ万事休す。こうなったら背に腹は変えられない、ということでそのまま心斎橋のアップルストアへ向かい、iPhone SE(スペースグレーの64GB)を購入するという暴挙に出た。夕方から法然院でのmama! milkのライブに行くので、15時半には梅田を出なければならない。結構ギリギリだ。アップルストアでとりあえずアクティベーションだけしてもらい、梅田にとって返し、そのまま阪急で河原町へ向かった。阪急京都線の車内で新しく買ったiPhone SEのセットアップを行う。実はモバイルルーターauスマートバリューを契約した時に付いてきたが何年も使っていなかったもの)とMacBookを持ってきていたので、河原町に着くまでの間に、そこそこ使えるレベルまではセットアップできた。そして法然院でライブを観た後、茨木まで戻ってきて某所にて晩飯を食べて一杯やって帰宅。
翌日、朝早くから出かける妻を駅まで送って行き、それから朝食を摂って自宅で暑さにうんざりしつつ、前日に購入したiPhone SEに、MightySIM(ヨーロッパや中国に行った時に使っているSIM)を挿してデータ通信だけでも使えるようにセットアップをしていると、「iPhoneが見つかった」とMacに通知が来た。
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何ですと?9/2の夜に、長岡天神の駅にあるという情報を取って以降は消息を絶っていたのだが、突如として大阪市北区付近で見つかった、と言ってきたのだ。位置情報から地図を詳しくみると、これはどうやら阪急梅田駅の構内。iPhoneを拾得した何者かが、ブツを売りさばこうと梅田まで出てきて、ちょっと電源を入れてみたという状態(悲観的シナリオ)なのか、あるいはどういうわけか今頃になってやっと忘れ物センターにiPhoneが届けられた(楽観的シナリオ)のか…
どちらかわからんがとにかく、もう一度行ってみよう。どうせ梅田であれこれ買い物する予定にしていたし。ということで再び梅田駅のお忘れ物センターへ。あまり物分かりの良くなさそうなおっちゃん(9/2に紛失、と言ってるのに「昨日ですね」と2回ほど繰り返す。しっかりせんか)に状況を伝えて、忘れ物が届いてないか確認してもらう。奥の部屋に入ってしばらくしてから出てきて「機種は何ですか?」(黒のiPhone、としか伝えてなかった)なんて訊き直したりして、おっちゃんほんまにもうちょっとしっかりせなあかんで、と思いつつ待っていると、やっとおっちゃん出てきた。何と、ありましたよ。戻ってきましたよわたくしのiPhone。何でも、洛西口の駅で発見されたのだとか。発見日は9/2の夜とのことだったので、であれば翌日の13時には梅田のお忘れ物センターに届いていても良さそうなもんだが何故そうなっていないのか、てなことはこの際もうどうでも良い。戻ってきてよかった。iPhone SEもなかなか良い(やっぱりデザインはあちらの方が好みだ)のだが、やはり一旦大きい画面に慣れてしまうとどうしても窮屈な感じは否めないのと、どういうわけだかiPhone 6sの設定をうまく引き継げていないのでちょっと面倒だった、というのもあり、やはり手に馴染んだ(ちょっとデカいけど)iPhoneが戻ってきたのは本当にありがたい。
本当に何者かが持ち去ってしまったのであれば、回線の緊急停止、警察への遺失届、等をしないといけないのだが、なにぶんグズなものだから先送りにしていたのが幸いした。グズなのが良いこともたまにはあるのだ(だからグズが治らない)。いやまあ、今後は気をつけますです。