野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

大人になるとピチピチのパンツをはきたくなる時がある

今週はなんだか眠かったなー、って要はそれが時差ぼけやっちゅうねん。大して仕事もしてないんだけど疲れた。こんな時は久しぶりにアホな映画でも観るか、てことで「ナチョ・リブレ」。

ナチョ・リブレ 覆面の神様 スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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主演は我らがジャック・ブラックだ。修道院の料理係(で修道士)のイグナシオという役で、予算がなくて修道院の孤児たちにロクなものを食べさせてやれないので、「ナチョ」という覆面レスラーになって稼いでこよう、てな話だ。タイガーマスクかよ… まあ、このあらすじを聞いただけでアホな映画だということがよくわかる。
いやしかしホントに、あの食事はまずそうだ。ナチョスっぽいのだけど、なんか茶色のドロドロしたあれは一体何なんだろう。
ナチョとタッグを組むのはスティーブン(リングネームは「ヤセ」)というのがまた、路上でイグナシオから(修道院の食事用の)チップスを奪った半裸の男、という設定なのだけど、一体何者なのかよくわからない。なんだか「あしたのジョー」のハリマオを連想させて、ひょっとしてすごく強くなるのかと一瞬思ったが、全くそんなことはない。イグナシオも騙されて生卵を飲んでたけど、ちーとも強くならないし(当たり前だ)。あれはロッキーのパロディかな?まあとにかくナチョとヤセのコンビは弱くて連戦連敗。でもショーとしては面白くてそれなりに評判は良いし、ギャラはちゃんと入ってくる。だったらそれで良いじゃないか、てなもんだが、やっぱりイグナシオも、ずっとやってると勝ちたくなってくるようで…
まあ期待にたがわずアホな映画だった。途中で寝落ちしたけど(1時間半しかないのに)。いやあやっぱりすごいなジャック・ブラック。爆笑、というより苦笑の方が多いけど、こういうの好き。なんかハリウッドの笑わしたろ、どや、オモロイやろ!というギラギラしたコメディより、こういうユルいB級バカ映画の方がわたくしの好みなんだな。ああ面白かった(途中で寝落ちしたけど)。