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野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

マイノリティつっても1/3だろ

やはり少々過ごしてしまったようだ。頭が痛い。
でもまあ何とか一日やり過ごして、金曜日でもあるし夜はやっぱり映画でも。で本日は『マイノリティ・リポート』。

多分一度しか観たことがないと思うが、けっこう印象に残っている。
2002年の作品で、舞台は2054年という設定のSFであるが、なかなかよくできているというか、2016年のいま観て、ああそういうのだんだん現実になりつつあるよねえ、という感じなのだな。そもそも、殺人を予測してその犯人を、犯行に及ぶ前に逮捕する、なんてのがもう、今ならばビッグデータによる犯罪予測みたいな話を本当にやりそう。ただこの映画では、「プレコグ」という予知能力者3名を水の中につけておいてその脳波から映像を取り出すというなんだかあんまり科学的でないというか、いやそれ以前にずいぶんと非人道的なことをやっている。予知能力者3名、てのがアレだな、確かロケットの制御って4つのコンピューターに同じ計算をやらせて答えがすべて一致したときだけ採用するんじゃなかったっけ。そうやって信頼性を担保するのかと思ったら、多数決かよオイ。そもそも、プレコグから取り出した映像の解析はかなり人手に頼っていて、いやそこはそれこそディープラーニングとか顔認識を使ってもうちょっと効率的にやろうぜ、とアドバイスしたいところだ。
その他、網膜認証(虹彩だったかな?)や音声認識は今や普通だし、ターゲット広告も生体認証と連動されるのもそう遠くないのかも。ジェスチャー入力もすでに十分リアリティのある話だし。自動運転はあのレベルになるまであとどれくらいかかるのだろう?
これって原作はフィリップ・K・ディックだったのな。いずれそっちも読んでみなければ。やはりなかなか面白い映画でございました。