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野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

CDぐらいちゃんと読んでくれな困るでしかし

ここ10年ぐらいはもう、ローリング・ストーンズの新譜が出るなんて言われても、ああそうですかぁてな反応になってしまっていたものだが、今年の新譜"Blue Lonesome"はブルーズのカバー集だ、なんて言われたらそれはちょっと目の色が変わってしまうわけで、けっこう心待ちにしていたわけですよ。

ブルー&ロンサム

ブルー&ロンサム

で発売当日の仕事帰りにTargetに寄ってCDを買ってくると。そのCDを早速iTunesにキャプチャーするわけだが、CDのリッピングにずいぶん時間がかかっているなあ、と思いながらも聴いてみると、なんだか1曲目からえらくノイズまみれではないですか。もともとそういう曲なんだろうか?と思ったが、いやさすがにそれはないでしょう、というレベルのヒドさ。他にも3曲目だか4曲目だかも同じような感じでノイズが目立つ。でディスクの裏(読み取り面)を見たら、なんだか外周のあたりにちょっと欠けてるような部分もあったりするではないですか(写真の赤丸で囲った部分)。

こりゃ不良品だな、てんで翌日Targetに持って行って交換してもらった。
で帰宅後に開封してディスクを見たら、やはり同じようなところに欠けが…で改めてITunesにキャプチャし直して聴いてみたら、なんと同じような症状が出ているではないですか。なんてこと。しかしこのCD、車のCDプレイヤーで再生してみたら、何の問題もなく聴けるわけですよ。だいたいアレだ、CDって実は内側から外側に向かって読み取っていく(Vinylと逆ってことですね)ようだから、「1曲目にノイズが…」てな問題の原因になるとは考えにくいのよね。
てことはこれは、キャプチャーに使った外付けCD(MacBook
買ったついでBest Buyで買った格安のDVDプレイヤー)の問題か… うーむLG電子めー。

とまあ、そんなトラブルに見舞われながら聴いているのだけれども、いやぁめっちゃええですよこのアルバム(最近何でもかんでも「めっちゃええ」と言っているような気もするが… まあ気のせいだろう)。ストーンズのブルーズ好き、てのは有名な話で、にもかかわらずありそうでなかったブルーズ曲集。聴いてみれば確かに、ああなるほど、お好きなんどすなあ。としみじみ感じ入る。「いろいろブルーズをカバーしました」てなアルバムは世の中に掃いて捨てるほどあるわけだが、このアルバムの曲はもう、単なる「カバー」というのを超えたところにある何者か、という感じで、しかも一度聴けば「あーこりゃストーンズだわ」てのが確信できるというあたりが何ともグレイトなわけですね。
2016年のベスト盤は何ですか、と訊かれたら(んなもん誰も訊きゃしないが)ジェフベック御大の'Loud Hailer"を推すつもりでいたけれども、こりゃどうも、だいぶ迷うところですなあ。