野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

国内盤のCDって高いよね

坂本教授が8年ぶりに新譜を出すという。こらえらいこっちゃ、と待ち構えていたのだが、CDが税込3,780円ってずいぶん高いのよな。輸入盤はもっと常識的な値段のようだが出てくるのは1ヶ月以上先のようだ。もうダウンロードでもええかな、と思ったりもするが、ジャケットのアートワークがなかなか美しく、こういうのはやはりCDで欲しくなる。困ったもんだ。結局、スタシアクーポン2,000円分があったので、こいつを活用してNU茶屋町タワレコでCDを買うことにした。

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すでにAmazonでは多くのレビューがついているが、ずいぶんと好みが分かれているようだ。わたくしはといえば、大変気に入って聴き倒している。ノイズや環境音を多用し、さらにはポエトリー・リーディングまであったりして、もう何がなんだかよくわからない事になってしまっているが、そのあたりの尖り具合が良い感じで。1曲めの"andata"からすっかりヤられてしまうのだが、時にもの哀しく、また時には不穏で、かつ美しい音響には不思議な中毒性がある。
教授の最高傑作と言っても良いかも知れませんな。