読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ちょっともっさいぐらいがええの

ここしばらく聴き倒している坂本教授の新譜『async』は、ところどころにバッハ的なフレーズが聞こえてくる。そんな『async』を聴いているうちに、あらためてバッハを聴きたくなってきた。できれば、今までほとんど聴いたことのないコラールあたり。どんなのがあるんかなと思って調べてみたら、ケンプがやってるやつがある。ケンプはちょっと苦手なのよな… と思いながらYouTubeで聴いてみたら、存外これが良かったりするんですな。ではここはひとつ、と思っていろいろ探して、タワーレコード限定というCDを買ってみた。
http://tower.jp/item/3932066/
平均律クラヴィーアの抜粋と、『バッハを弾く』というアルバムを全部突っ込んだCD2枚組だ。『バッハを弾く』と言いながら、勢い余ってヘンデルとかグルックまで弾いてしまっているけども。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集(抜粋) 第1集

バッハ:平均律クラヴィーア曲集(抜粋) 第1集

バッハ:平均律クラヴィーア曲集(抜粋) 第2集

バッハ:平均律クラヴィーア曲集(抜粋) 第2集

バッハを弾く

バッハを弾く

ケンプってわりと人気の高いピアニストだと思うけど、少なくともベートーヴェンなんかを聴く限り、「洗練」とか「流麗」みたいなキーワードとはかけ離れたところにあり、個人的にはどうもあまり好きにはなれなかった。しかしながらこのバッハは、なんとも素朴というか実直な感じがかえって新鮮に聞こえ、なかなか好ましいのでございますな。
これひょっとするとバッハとしては、邪道であると断罪する人もあるかもしれんな、と思いながらも、わたくし結構気に入りましたですよ。