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野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

YEN TOWN BANDなかなかカッコええすね

HDDの残り容量が6時間ちょいしか無いじゃないかと、たまった映画を観ることにして、『スワロウテイル』を選んだ。

スワロウテイル [DVD]

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日本の映画だけど、舞台は中国だったかな、ぐらいに思っていたがそうではなくて、おそらく日本の中にある架空の都市で、日本円を稼ごうとする移民が住む円都(Yen-Town)の話だった。日本円が最も強かった時代、ていつの話やねんと思うが、つまり過去なのか未来なのかその辺も判然としないという設定がまた、この映画に独特の雰囲気を与えているのだろう。
うっかり殺してしまったヤクザの腹にカセットテープが入っていて、録音されているのは『マイ・ウェイ』かと思ったら実は一万円札を偽造するための磁気データが隠されていた。それを奪い取って千円札を一万円札に偽造して大儲けし、ライブハウスを作って… というなんだか無茶苦茶な話だ。
キャストがまたやけに豪華なのだけど、とりあえず三上博史が英語と中国語をやたら流暢に話すのにちょっと驚いた。主役のCharaの存在感もなかなかのもので、彼女もまた上手に(というかそれっぽく)中国語を喋る。アジア人たちが中国語・英語・日本語チャンポンで会話する一方で、どこからどう見てもアメリカ人、という連中が思い切りナチュラルな日本語を喋る、なんていう様子を見ていると、なんだか頭が混乱してくる。
1996年制作か。20年前の作品とは思えないな。いや何とも、不思議な映画だった。面白かったけど。