野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

京都市バスって運転荒いよね

今年も9月の第1土曜日は法然院で、mama! milkの「ときのあとさき」ですな。

南田町のバス停で降りてしばらく歩き、法然院に着くころにはけっこう汗だく、ということが多いのだけど今回はそんなこともなく、例年よりもやっぱり今年は少し涼しい気がする。

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開演前にふるまわれるお茶をいただきつつ、まったりと過ごすのもまたよし。

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日没を挟んで二部に分かれた演奏の、前半にはずっと周囲で蝉が鳴いているのだが、後半になってふと気づけば、それはもう虫の声に替わっている。そしてずっと、規則正しく鳴る鹿おどし。いつも思うのだけど、こういう環境音もmama! milkの音楽の一部なのだな。演奏される曲はいつもだいたい同じ。でもアレンジは毎回違うし、コントロールできない環境音と一体となって、予測も再現もできないものになる。まさかコントラバスの指板に虫がとまるなんてことを誰が予測しただろう。いや予測できるかな。後半はいつも、暗闇の中で一部だけ明るいもんだから、やたらと虫が寄ってくるのよな。でもまあお寺ですから、無益な殺生をせずそのまま演奏すると。

この「ときのあとさき」の空間演出をしている筆谷さんが、ベルギーに行ってしまうのだそうで、来年はこのライブを開催することができないのだとか。今年が最後とかいわず、戻って来られたらまた是非やっていただきたいものだ。

 

ライブのあとは木屋町の内儀屋さんにてビールでぷしゅー、っと。

トウモロコシのかき揚げが美味しゅうございました。

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そしてさらに四条河原町へ行き、かねてから懸案となっていた日本酒バーへ。いやもう聞きしにまさる素晴らしさ、そしてグダグダさ。これは中毒性がありますな。気づけばもう終電近い。慌てて帰ったのでありました。

というわけで、晩夏の京都を満喫してまいりました。おほほ。