野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

俺様が寝てる間に…

胃カメラによるピロリ菌検査の当日。予約していた8:45に病院へ行き受付をすると、まず血圧を測られる。意味あるんかねこれ。それにしても血圧がけっこう高め。上が160近いってこれちょっとヤバいんないの?血圧計買おうかな…

さて検査の部屋に連れて行かれ、左の上腕というか肩の少し下あたりに注射を打たれる。そしてベッドに横になれ、と。さらになんだか点滴を打つってんで手の甲の、手首に近いあたりで血管を探っているのだが、そんなけったいなところに針を刺すのかおい。「ちょっと痛いですよー」って、けっこう痛いぜこれ。なんか血管探すのにえらい難儀してたっぽいけど、大丈夫なんかこの看護師のおばちゃん。と思っていると鼻の穴に薬品を数種類ぶち込まれ、さらにガイドチューブらしき管を突っ込まれて、これがけっこう痛いんですけど。最終的には、鼻の穴片方につき細い管2本と太い管1本、計3本を突っ込むことになっているようだが、どうも太い方が入りにくいらしい。「鼻詰まってませんか?」なんて訊かれるが、詰まってへんっちゅうねん人のせいにするなボケ、と軽い殺意さえ芽生え始めたあたりで奴さんうとうギブアップして他の看護師にヘルプを求めた。やってきたおばちゃん2号は、あっさりと太い方の管をわたくしの鼻孔に挿入し、晴れて内視鏡検査の準備が整ったというわけだ。

検査の間は眠っててもらいますからねー、なんて言ってたが、どうやって麻酔かけたんだ?鼻の穴に注入されて咽せたアレは局所麻酔だよな、などと思っているうちに医師が登場し。腎臓の検査は大丈夫でしたよーそれじゃぼちぼち始めますね、なんて言って、しばらくしたら、はい終わりましたよ、って。あれ?いつの間に?と思ったがカメラを突っ込まれている間の記憶が無い。どういうことだこれ。本当に眠らされていたということか?あの点滴か?と少しばかり混乱していたがとにかく結果はクロ。けっこう広範囲にわたってピロリ菌にやられているそうだ。医師が写真を見せながら説明してくれた。やれやれ。

というわけで、明日から除菌開始。朝晩欠かさず3種類の薬を7日間飲み続けることになる。面倒だが、酒は飲んでも良い、というのが救いだ。ぜひとも一発で仕留めたいところだ。