野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

へぎそば後もんじゃ

ちょいと飲みすぎたか。微妙に頭痛いな、と思いつつ8時前の上越新幹線に乗って長岡へ。

仕事は午前だけでは終わらず午後まで引っ張ってしまったが、まあなかなかの出来だったんではないかと思う。まずはめでたし。

さて昼メシどうするよ、という時に、同行していたH君が「へぎそば食べましょう」と言うので、へぎそばって何?と思いつつ、人気店であるらしい小嶋屋本店へ。

へぎそばというのは、海藻(布海苔)をつなぎにつかったそばで、この辺りの名物であるらしい。てことで天へぎ。

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このように、一口ぐらいの量を丸めて盛り付けるのを「手繰り(てぐり)」という。布海苔でつないだコシの強いそばだからこそできる盛り方なのだそうで。ちなみに、このそばが盛られている器が片木(へぎ)であることから、「へぎそば」と呼ばれるのだとか。へえ。

いや、美味いそばでした。天ぷらもね。

さて夕方に東京へ戻ってきて、わたくしが投宿している浅草あたりでH君とちょいと一杯いきますか、てな話になる。浅草だったらこんなのどうですか、とH君が提案してきたのが赤垣なる店。なんでも「酒場放浪紀」で紹介された店なんだとか。おう良さげだねえ、じゃそこにしよう、と行ってみたらあんた、定休日て。

こりゃいかん、と手近にあったD's dinerなるビアホールでパウラーナ、さらにT.Y. HarborのIPAを飲みながら作戦を練り直す。で結局「志婦や」というなかなか昭和テイストで渋い感じの店に行ってみたわけだが、いやあ良いですねこの店。何と言っても日本酒の種類が多い。そして料理も美味い。だいたいメニューがぬた(マグロかアオヤギを選ぶ)とか〆さばとか、まあ日本酒に合うようなもんばっかりで困る。壁に貼ってある品書きになぜか値段が書かれていないのでビビるが、普通にリーズナブルな設定になっている。素晴らしい。

すっかりええ調子で志婦やを出て、ここらでちょいともんじゃ焼き行っときますか、ということになった。わたくし実はもんじゃを食べたことが無かったのだ。

でまあ、こんな感じ。

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なるほど。こうやってちまちま食べながらビール飲んだりするわけね。

見た目がゲ○っぽい、ということで西の方ではあまり好まれることはないが、そんなに毛嫌いしなくても良いじゃないか。まあまあ美味いよ。

けど何というか、あの食材をこういう風に使ってこういうものを作る、ということの必然性ってのがどうも、いまいち感じられないんだよなあ… いえ、別にディスるつもりはないのですが、どうせならやっぱりソースでお好み焼きを食べたい気がする。

いやあ、浅草もなかなか楽しい。またヴィアイン浅草に泊まっても良いなあ。