野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

なるほど冗長化して信頼性を上げるわけですな

たまたまWOWOWでやっていた『フランス特殊部隊RAID』という映画が何だか面白そうだったので、そのままリアルタイムで観たわけですよ。
いやこれ、ホンマおもろい。めっちゃおバカ。特殊部隊に入りたくて仕方ないけどあまりにもスカタンな警察官のおネエちゃん。何度も試験を受けるけど通るわけがない。ところが、実は彼女の父親はフランスの国務大臣で、その強烈な口利き(というか予算をちらつかせた圧力)により、RAIDに入隊してしまう、てな話で。いやほんと、ある職掌に関して不適格な人物がそれを勤めようとすると、実に悲惨な事態が出来するものだ。そしてこの「悲惨な事態」は、当事者以外から見れば笑劇になる、というわけだ。
口利きとか圧力とか身びいきとかその手のもので、どう考えても適性に欠ける人物が要職についている、なんてのは映画だから笑えるけど。昨今はけっこうリアルにある話で、いやほんともう勘弁してくださいよ、といささかげんなりしますなあ。

ちなみに、この映画はフィクションだけども、本物のRAIDがやらかしちまった事案ってのもあるようですな。
フランス特殊部隊「RAID」、間違えて隣の家に突入…ドアを爆破してスタングレネードを放り込んでしまう | Share News Japan
RAIDスゲー。