野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ゼロ年代の自撮りは大変だったんだ

家でダラダラ酒を飲みながら、なんとなく行きがかり上『スパイダーマン』なんぞ観てしまった。

これ初めて観たけど、とことんおバカですなあ。それも何というか、ハリウッドの正統派のバカっぷり。次の展開が簡単に予想できる。いやぁ実に楽しい。やっぱりこうでないとね。
やはりアレか、この手の映画には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のビフ・タネン的な役回りが必要なのか。最初の方でピーターにあれこれと嫌がらせを仕掛ける同級生が、ピーターにぶっ飛ばされ、あげくに顔面に昼飯をぶちまけられる。というのは、マーティを攻撃しようとする度に最後は堆肥まみれにされてしまう、気の毒なビフを連想せずにはいられない。
あと、新聞社の編集長のオフィスが、先日観た『ペンタゴン・ペーパーズ』に出てきたワシントン・ポストのそれとまったく同じに見える、というのも指摘しておきたいポイントだ。だから何なんだ、てな話だけども。
それにしてもコロンビア大学は、「本学ではあのような杜撰な実験動物の管理をしていない」とクレームしておいた方が良いと思うぞ。