野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

台風21号の被害状況

浦東空港で福岡行きの飛行機に乗るため、保安検査場でカバンの中の電子機器を取り出しているときに、Kindleが無いことに気づいた。うわ、えらいこっちゃ。
上海までの飛行機の中では読んでいた記憶がある。そして、飛行機から降りて以降は、取り出した記憶が無い。つまり、上海まで乗っていた(そしてその後は成田に飛んで行った)飛行機の中に置き忘れた、ということじゃないか。
浦東空港で搭乗待ちの間にAir Chinaに電話してみた。ずっと話し中だった。そりゃまあそうですよね。
ということでKindleは諦めた。問題は、次のKindleを調達するとして、どのモデルを選ぶべきかということだ。Kindle Oasisはリリース当初から、わたくしの興味を惹きつけてやまないが、とにかく値段が高い。今回調べて初めて知ったが、少しばかり安くなった第2世代のモデルが出ていたのだな。

Kindle Oasis、電子書籍リーダー、Wi-Fi、32GB

Kindle Oasis、電子書籍リーダー、Wi-Fi、32GB

スペックその他を見ると、かなり魅力的である。が、あの標準付属だったプレミアムレザーのカバーはどうなったのだ、と思ったら別売なのか。しかも現在品切れ中であると。うーむ。ただしサードパーティ製のカバーがセールで1,000円。まあ当面はこれでしのいでもよろしかろう。ということで、博多から新大阪へ向かう新幹線の車中でポチっと(8GBの方ね)。そいつが翌日には届いていたというわけだ。
なるほど、これは軽い。ディスプレイも自然で見やすい。ディスプレイのアクティブエリアとベゼル部分の段差がないのも良い感じだし、動作も軽快だ。しかし、起動(というかスリープ解除)がちょっと遅いな。カバー装着状態で開くと「スワイプしてKindleをロック解除」と表示される。スワイプしてから実際にロック解除されるまでにひと呼吸ある。遅い、というほどでもないのだけど、どうしてもPaperwhiteと比べてしまうと… という感じだ。
カバーはやはり、装着すると重く感じるし、オリジナルのグリップ感を損なってしまう。一方でやはり、開閉によるロック/アンロック操作は魅力だし、ディスプレイや筐体も保護したい。たぶん電車で読んでいると居眠りして落としたりすると思うのだよ。Paperwhiteの外装は安っぽいプラスチック製だったから、あまりその辺は気にならなかったのだけど、なまじOasisみたいに美しい仕上げになっていると、傷がついたりしないように、と気を遣ってしまう。難しいもんですなあ。