浦東空港で福岡行きの飛行機に乗るため、保安検査場でカバンの中の電子機器を取り出しているときに、Kindleが無いことに気づいた。うわ、えらいこっちゃ。
上海までの飛行機の中では読んでいた記憶がある。そして、飛行機から降りて以降は、取り出した記憶が無い。つまり、上海まで乗っていた(そしてその後は成田に飛んで行った)飛行機の中に置き忘れた、ということじゃないか。
浦東空港で搭乗待ちの間にAir Chinaに電話してみた。ずっと話し中だった。そりゃまあそうですよね。
ということでKindleは諦めた。問題は、次のKindleを調達するとして、どのモデルを選ぶべきかということだ。Kindle Oasisはリリース当初から、わたくしの興味を惹きつけてやまないが、とにかく値段が高い。今回調べて初めて知ったが、少しばかり安くなった第2世代のモデルが出ていたのだな。
Kindle Oasis、電子書籍リーダー、Wi-Fi、32GB
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2017/10/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
なるほど、これは軽い。ディスプレイも自然で見やすい。ディスプレイのアクティブエリアとベゼル部分の段差がないのも良い感じだし、動作も軽快だ。しかし、起動(というかスリープ解除)がちょっと遅いな。カバー装着状態で開くと「スワイプしてKindleをロック解除」と表示される。スワイプしてから実際にロック解除されるまでにひと呼吸ある。遅い、というほどでもないのだけど、どうしてもPaperwhiteと比べてしまうと… という感じだ。
カバーはやはり、装着すると重く感じるし、オリジナルのグリップ感を損なってしまう。一方でやはり、開閉によるロック/アンロック操作は魅力だし、ディスプレイや筐体も保護したい。たぶん電車で読んでいると居眠りして落としたりすると思うのだよ。Paperwhiteの外装は安っぽいプラスチック製だったから、あまりその辺は気にならなかったのだけど、なまじOasisみたいに美しい仕上げになっていると、傷がついたりしないように、と気を遣ってしまう。難しいもんですなあ。