野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

とうとう酒になっちまったのか

ちょいと近所に晩ゴハンを食べに行こう、てなことになり、そうするとまずは味幸房みなみさんに、今からいけますかと電話してみる。残念ながら満席です。ですよねー。じゃそのすぐ近くにある、別の和食屋さんはどうですか。いけます。おお、じゃあそこ行ってみよう。
というわけで。

アジフライもだし巻きも美味かったす。けどなー。なんか微妙。いや、小ギレイな店で感じは良いと思うのだけど。あのサイズの店をホール担当一人で回すのって、ちょっと無理が無いかい?けっこう待たされるのよね。いや仕方ないんだけどさ。一所懸命やってはるのんもわかりますし。でもビールはちゃちゃっと出てきてほしいよねえ。ちなみに、ポテトサラダはいたって普通でございました。ひょっとして業務用ポテサラにキュウリスライスして混ぜましたか、ってなぐらいに。ほら、定食屋なんかで付け合わせに乗ってるような、ああいう感じ。
これといって文句をつけるような、明らかな故障がある訳ではないのだけども、どうにも気分が乗らず、そこそこで撤収した。
そして改めて、みなみさんを覗いてみる。お、行けますぜ。ということで突入。
ある程度は食べたので、ホタルイカの沖漬けと、おまかせにぎり5貫を注文し、日本酒を飲む。三井の寿、初めて飲んだ。美味いやないか。うん、やっぱりこうでないとね。やっと気分が上がってきた。
もう一杯飲もうとした酒は残念ながら品切れ。ぐぬぬ、それでは… と悩んでいるところにサジェストされたのが、「獺祭 島耕作」。7月の西日本豪雨で旭酒造はかなりの被害を受け、70万本もの酒が出荷できない状態になってしまったらしい。しかし出荷できないとは言っても中には問題なく飲めるものもある。これに片っ端から「獺祭 島耕作」のラベルを付けて別ブランドとして売ってはどうかね、と岩国出身の弘兼憲史氏が提案したのだそうだ。ラベルは同じだが中身はランダムだそうだ。720ml一本につき200円が被災地に義捐金として寄付される。よし、それではわたくしも微力ながら被災地の復興を支援しようではありませんか。

はい、これも美味かったす。いやーやっぱりみなみさんエエわー。すっかりご機嫌さんで帰ることができました。