2019-01-19 蓬莱といえば豚まんよな 読書 『十二国記』の『月の影 影の海』、一気に下巻へ。月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)作者: 小野不由美,山田章博出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/07/20メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 32回この商品を含むブログ (81件) を見る「ルールのわからないゲーム」に放り込まれた陽子も、少しづつ情報収集をして、だんだんとゲームのルールがわかってくる。と同時に驚きの展開が待っているわけだが、この下巻が終わったところでやっと、この壮大な物語の始まりだ。『月の影 影の海』のストーリーはいわば、十二国記の世界の全体像をイメージしシステムを理解する、ウォーミングアップのための導入部分だ。よくこんな話を思いつき、そして世界を破綻なく(あるいは破綻している部分もあるのかもしれないが、少なくともそうとは気付かせない)構築できるものだと感心する。それにしても、驚くほど内容を覚えてない。まあ何度読んでも新鮮だな。