野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

仏のち肉

気になっていた「漫画家による仏の世界展」へ行くことにした。会場は大津の三井寺ということで、ちょっと気合が要るので、連休中に行くのがよろしかろう。
最初はJRの大津京から歩いても良いかなと思っていたが、電車から見た感じではやはりちょっとばかし遠いなと感じたので、京阪に乗り換えて三井寺まで。そして疏水に沿って歩く。

後で判明したのだが、どうもこのルートは正しくなかったようだ。これでは正門にはたどり着けず裏口のようなところから入ることになる。でもまあ会場の観音堂書院には近かったようだが。
石段を上がって観音堂を目指す。青もみじが美しい。

会場には靴を脱いで上がるようになっている。 ゴツいワークブーツを履いてきたのは失敗だった。
それは仏とちゃうやろ、というものも含めて、実に様々な作品が展示されている。仏を描こうが何を描こうが、ちゃんとその作家のテイストが出るのだなあ。
レレレの千手観音像は撮影OK。

観音堂付近からは琵琶湖が見晴らせる。絶景である。

そもそもこの三井寺じたい初めてきたのだが、なかなかに立派なお寺だ。ちゃんと正門から入ったらまずこの金堂が拝観ルートのスタートポイントだ。この金堂内には多くの仏像が祀られている。せっかくだから観て行こう、ということでまた靴を脱ぐ。ああ面倒くさい。

三重塔の内部にはお経が収蔵されている、らしい。

そんな感じで三井寺の拝観も含めてかなりの観応えあり。しかしさすがに腹が減ってきた。もう午後1時半だ。どこぞで昼飯でも食べよう、と浜大津駅あたりまで行ってみたが、店が少ないな…
仕方がないのでそのまま京阪に乗ってしまい、京都まで行くことにした。
Google先生にお伺いを立てると、京都市役所の裏手あたりに出石そばの店がある、とのこと。ここで「おすすめ御膳」というのを食べてみた。出石皿そば3枚に天ぷら、だし巻き玉子、豆腐が付いてくる。

3枚のそばは、1枚目は普通に、2枚目は卵をといたダシで、3枚目はとろろで。なかなか美味い。実は出石そばを食べるのは初めてのような気がする。

昼食後に、歩いて御所方面へ向かう。実は、消息を絶っていた某バールの店主が御所の南にある某所にて臨時でヴァンナチュールを出している、と聞いたのだ。そこから少しばかりややこしい事はあったが、無事に某Mさんに再会することができた。ということで御所の緑を眺めつつ、アルザスの白を一杯。

しばらくまったり過ごしてから帰宅。

この連休中にやってみよう、といういくつかのうちのひとつに、「いきなり!ステーキに行く」というのがある。それを決行することにした。ということでリブロース300g。

300gってことは10oz強か。これぐらいならわりと普通に食べられるな。わたくしたちの向かいの席にいた少年たちは、500g、さらにライスも食べていた。さすが、若いなあ。

と、そんな感じでなかなか充実した一日となったのでありました。