野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

山吹色のやつでもエエんやで

先日、母の三回忌ならびに祖母の十七回忌 をおこなった。いわゆる「御仏前」に対するお返し、「粗供養」を何にするかは兄弟で協議の上、福砂屋のカステラとオランダケーキのセット、ということになった。

理由は、我々が食べたかったから、だ。この法事のオーナーは父親である。したがってわたくしも「御仏前」を供え、「粗供養」を受け取るわけであるが、我が老父がオーナーとは言ってもそれは形式上のことで、法事の企画立案ならびに執行のほとんどは、実子であるところの我々兄弟に委任されている。いわばマッチポンプである。
福砂屋のカステラ、なかなか美味い。しかし、丸々一本(さらにオランダケーキも一本)というのは、二人暮しにはいささか量が多い。カステラは日持ちがしそうだが、実際にはせいぜい二週間ほどだ。だから大阪に戻ってから、毎日のようにカステラを食べている。美味いのだけど、正直ちょっと飽きてきた。それでもがんばって、本日いよいよ最後のカステラだ。とりあえずの心配は糖分の過剰摂取だ。このザラメ、すごいもんな。甘いものが苦手な人にとっては、ちょっと辛かったかな。ごめんよぉ。