野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

博多んもんな横道もん、ってな

本日より1泊2日で博多に出張なわけですが。そもそも福岡には大学の時(30年前だ)に一度、そして昨年の台風21号の際に不時着したのが二度目、ということで、ほぼ初めて来たと言っても差し支えなかろう。
新幹線はのぞみではなくさくらで(ただし乗り過ごしに注意)ゆったりと到着し、午後からの会議に臨む、というわけで。
夕方から懇親会で、「大衆割烹 ひかり」なる店へ。昨今、都市部の飲食店、ことにファーストフードにおいては外国人労働者を使うケースが多く見られるが、この店においても同様で、ホール担当はほぼ全員がインド人であったと思われる。なんだか異様な光景であるなあ、などと思いつつ2軒目は駅ビル内にあるYebisuのバー。何だったか忘れたけどちょっと変わったやつを飲んでみたら、妙に甘かった。どうも彩り豊かなビヤカクテルを選んでしまったらしい。てことで2杯目は無難にヱビスマイスター。
そこで終了にしとけば良いのに、せっかく博多まで来てるんだからラーメンを食べよう、てなことになる。百歩譲ってラーメンは良いにしても(良くないけど)、そこに餃子とビールはどう考えたってやりすぎってもんだろう。まあそれはそれとして、この店もおそらくヴェトナムあたりと思しき外国人労働者が、なんとキャパにしてカウンターで十数名の店を一人で回している。いわゆるワンオペというやつだ。そんな状況に8名で入店し、麺は硬めだバリ硬だとバラバラなことを言い、おまけに餃子と生ビールまで注文する我々は、いくら酔っているからとは言えちょっとばかし人でなしだったかもしれない。もっとも調理の様子からすると、麺の硬さなんぞまったく区別されているようには見えなかったし、出されたラーメンも注文したものとは微妙に違うような気もするが、まあその辺を糾弾するほどにはわたくしも鬼畜ではないつもりだ。

しかし酷いなああの店。ラーメンは美味かったけどね。