野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

トランクに取り付けてました

わたくしの持っているCDで『教養としてのロック名盤ベスト100』にランクインしているもののうちiTunesライブラリに入っていなかったのがローリング・ストーンズの“Let It Bleed”とボブ・ディランの“Highway 61 Revisited”である、ということはすでに書いた(そして2枚ともiTunesにキャプチャした)。

Highway 61 Revisited by Bob Dylan

Highway 61 Revisited by Bob Dylan

ストーンズはわかるけど、なぜボブ・ディランなのか?ボブ・ディランが特に好きなわけではない(決して嫌いではないけど)。まあ有名なアルバムだし、たぶん“Like A Rolling Stone”が聴きたかったのだと思う。でもアルバム全体に意外とブルーズ風味が強く、実はけっこう好みで、ある時期はわりと聴いていたと思う。ちなみにボブ・ディランのCDはもう一枚“Dylan & The Dead”(ライブ盤ですな)を持っている。“Knockin‘ On Heaven’s Door”を聴きたかったのだろう。あるいは“All Along The Watchtower”が入っていたから、かもしれない。
“Highway 61 Revisited”のCDを買ったのはたぶん1992年か1993年あたりだ。豊川市豊橋の隣だ)に長期出張しており、大阪との間を車で何往復もしていた頃だ。33万円で買った中古のシビックに12連奏(いや10連奏だったかも)のCDチェンジャーを積んで、道中いろんなCDを聴きながら運転したものだ。このアルバムはそんな中のひとつだ。
CDチェンジャーって今でもあるんだろうか?カーオーディオにUSBやBluetoothインターフェイスが装備されているのが普通になり、ポータブル音楽プレーヤーにCD何百枚分もの曲を保存できるこの世の中に、あんまり需要があるとは思えない。いや、でも一部の若者の間ではカセットテープ(!)が流行っているなんて聞いたこともあるし(数年前のことだけど)。とはいえ、CDチェンジャーはさすがにちょっと中途半端かな。

わたくしが買ったのは確か富士通テンのやつだったと思うけど、ここには載ってませんなあ。オートバックスで買って自分で取り付けたのですよ。いやあ懐かしい。今ではもうそんな根性おまへんわ。