野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

事実は小説より…

急用ができて、この土日に実家に帰ることになった。車とバスのどちらにするか迷ったが、結局はバスで帰ることにした。
昼間に整骨院の予約を入れていたので、その後で、夜までに帰ることができれば、ということで15:10梅田発の便を取ろうと11時ごろに電話してみたところ、最後の一席を予約できた。危ないところだった。
鳥取行きの高速バスは、かならず中国自動車道の安富パーキングで休憩する。しかしこのパーキングは最近ずっと売店が閉鎖されておりトイレしかない。非常に寂れたPAなのだ。なんでわざわざそんなPAに、と思うが、まあ昔からずっとここだったしな。
今回もやはり安富PAで休憩したわけだが、売店のあたりで工事をしており、どうやら近日中に営業を再開するらしい。

結構なことだ。それにしても営業やめてた期間がちょっとばかし長すぎやしませんかってんだ。
さて鳥取にはおおむね定刻通りに到着した。本当ならどこぞで一杯やりたいことろだが、そういうわけにもいかない。なにか食い物を調達して老父と晩飯を食わねばならないのだ。ということでスーパーマーケットに寄り、惣菜と少しばかりの食材を買って帰った。
助六寿司とバッテラ、そしてレンチンした春巻。というだけでは少々寂しいので、味噌汁でも作ろうと思ったわけだ。いやしかし、味噌が無いじゃないか… いや、あった。冷蔵庫の野菜室にあった。あ、でもだしが無い。しゃあない、おでんだしの素でいてこましたれ、てな感じで何とか、豆腐と舞茸の具沢山味噌汁が出来上がった。まあまあの出来だ。が、老父は寿司を少々食べたぐらいで、味噌汁は要らん、と言う。何でやねんなもー。食欲があまり無いらしい。その割にはビールとさらにストロングゼロなんぞ飲んでたけどな。わたくしも少しばかりストロングゼロを飲んでみた。以前に飲んだ時はやたらケミカルな味がして、これはちょっと… と思ったものだが、今回飲んだ感じではそんなに悪くない。
しかし、コップに入れ歯を入れ、そこに焼酎のストロングゼロ割を入れて飲むなどという気色の悪いことはやめてほしいな。いろんな意味でそれはアカンぞ。むかし読んだつかこうへいの『龍馬伝』に入れ歯酒、というのが出てくる。まさかあれをリアルで目撃することになるとは思わなかった。ほんと勘弁してください。