野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

魚ざんまいですな

前回の出張からまだ1ヶ月も経っていないが、また長岡へ行ってきた。ただし今回は残念ながら日帰りだ。
とりあえず長岡駅に12:30に集合。まずは昼飯だ。
今回はエリア担当セールスと一緒なので車があるので、少し遠出をして、長岡インター近くにある新潟海宝丸、という回転寿司へ。
すでにご案内のことではあるが、最近の回転寿司屋はもう、オンデマンドだから寿司なんて回ってないのよね。タッチパネルで注文した寿司が、高速のベルトコンベアにより発注元にものすごい勢いで届けられる。フードロスを減らすことができて(もちろんコストも抑えられるし)、良いことだとは思う。が、嘉門達夫の『私はバッテラ』って、あの歌詞も意味わからんようになるんだろうな…
さて、寿司か天ぷらか、と悩みつつも結局は全員が「本日の海鮮丼」を選んだ。

がっつり、ですわ。
アラ汁が50円なので思わず注文してしまいそうになるが、聞くところによるとどえらいボリュームらしい。というかそもそも丼ものにはデフォルトで味噌汁が付いてくるからチューイして!
ついてきた味噌汁は、アオサたっぷり、そして魚介系の濃厚なダシ。エビの頭で取ったってか。ナイスですなあ。

仕事は無事に終了。ものすごい勢いで話をまとめてきた。なぜなら、できるだけ早く長岡駅に戻りたかったから。そう、前回は閉まっていて行けなかった長岡ぽんしゅ館の唎酒所を今回こそはいてこましたろ、というわけだ。
まずは、越後五十嵐川特別純米

旨いね。わりとすっきり系かな。
次は、苗場山純米吟醸

ちょっとクセがあるような… これ、燗にしたら美味いんでないの?てことでぬる燗にて。おー、やっぱり美味いやんけ。
そして、同じ苗場酒造の「醸す森」純米大吟醸。これはコイン2枚を必要とするスペシャルなやつで、セルフのマシンではなくカウンターで求めなければならない。

これは美味い。わたくしの好みだ。本日のベスト。すっきりとした酸味と甘味がある。白ワインっぽい。
最後は「夢」山廃純米。

うむ。これもなんだか熟成酒っぽい風味が。こいつも燗。うん、やっぱり燗のほうが美味い。ぬる燗がおすすめらしいけど、もうちょっと温度高めにしても良いような気がするなー。
てなことをやっているうちに新幹線の時間に。ということで上越新幹線ときにて東京へ。

わりと早めの上越新幹線に乗れたので、東京駅には18時ごろに着く。しかし東京から予約しているのぞみは余裕を見て19:40発だ。もう少し早めの新幹線に変更しようとしたが、金曜の夜だから混んでいてコンセントのある席が取れない。致し方ない、それでは東京で晩飯がてらどこぞで小一時間ほど飲んでいくことにしよう。となるとやはりあそこか。というわけで我らがO班長に、今日はどちらで飲んでらっしゃいますか?と連絡を取ってみた。今日は飲んでますか?ではなく、そこはもう飲んでるに違いないと決めつけて、ではどこで?と訊いているのがポイントだ。で案の定、アキバですよ、という答えが返ってきた。ほらね、さすがO班長、期待を裏切らない。それでは小一時間ほどお付き合いください、と返信して、上野で途中下車し秋葉原へ向かった。
そう、久しぶりの「アキバの酒場」。
O班長が升盛りを確保していてくださった。ありがたや。

あんた昼も海鮮丼食うたんちゃうんか、とかそういう不粋なことを言うもんじゃないよ。
アキバの酒場名物のこの升盛りも、以前は390円だったが、さすがに今は490円。いやそれでも破格だとは思うけどね。
破格といえば、わたくしが到着したぐらいのタイミングで十四代開封された。ナイス。
もちろん十四代を注文。やー、美味いですな!
…考えてみるとわたくし十四代を初めて飲んだかもしれません。だって高いんだもの。
さてこの店に来たらもうひとつ押さえておかねばならないのがアジフライ。

絶品ですわー。酒は松の司を投入。おお、バナナフレーバー。これまたわたくし好み。

なんてやってると1時間なんてあっという間だ。後ろ髪を引かれつつ秋葉原を後にし、東京駅へ。アキバでは結局升盛りとアジフライしか食べてないので、新幹線に乗る前に売店であんまり美味くないサンドイッチとビールを買った。で、新幹線に乗ったらそれを食べて、あとは新大阪までほとんど寝ていたという体たらく。窓際席を取った意味あんまりなかったな…