『黄昏の岸 暁の天』の上巻では、景王陽子に雁国王尚隆、そして延麒六太が登場してえらい事になったなおい、と思っていたら下巻ではついに強烈すぎる新キャラ・氾王と麒麟(氾麟)が現れた。
黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
- 作者: 小野不由美,山田章博
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/05/15
- メディア: 文庫
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ここで問題になるのが十二国記世界における理(ことわり)=ルール、というわけで、国どうしの相互不可侵の原則に抵触しないように麒麟を捜索活動に従事させるためにはどうすれば良いのか、とあれこれ頓知を効かせる。
なんだか、PKO活動に自衛隊を派遣するために云々、とか、憲法の解釈変更で集団的自衛権を行使できるように、みたいな話になっている。
まあそれはそれとして、このエピソード、こんな終わり方(というか全然終わってない)してたんか…
これで18年も放置て、そら殺生でっせ。