最近、古いロックのライブ盤がAlive The Liveというシリーズで、ちょこちょことリリースされているようだ。
そのうちの一つ"The A.R.M.S Concert 1983"ってのが出ますぜダンナ、とタワレコがメールを送ってきた。なんと、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジが共演しているのだとか。マジか、と思ってApple Musicを探したが、どうやらこのシリーズは配信はされないようだ。ふむ、しゃーないな、ほなたまにはCDでも買うか。もうすぐ有効期限の切れるSTACIAポイントもあるし。
ということで、茶屋町のビアブルグ梅田で飲んだ後、閉店間際のタワレコに駆け込んで購入。2000円分はSTACIAポイントを交換したクーポンで支払った。
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これはもともと、元フェイセズのロニー・レインが多発性硬化症(Multiple Scierosis)という難病にかかったことをきっかけに行われたチャリティコンサートなのだそうで、Action into Research for Multiple Scierosis=多発性硬化症の研究へ向けた行動、略してA.R.M.S、ということなのだそうだ。前記のいわゆる"三大ギタリスト"以外にもビル・ワイマンやチャーリー・ワッツ、スティーヴ・ウィンウッドなんてあたりも出演している。
最初がクラプトンとウィンウッドのパート、次がベック御大のバンド、そしてペイジ師匠がやったら最後は全員登場、てな構成になっている。演奏曲数にはずいぶん偏りがあるな(クラプトン/ウィンウッド11曲、ベック6曲、ペイジ4曲)と思うのだが、考えてみればクラプトン翁は弾いて歌う人なので、特に問題ない。ベック御大は基本インスト曲なのでそれも大丈夫。しかしペイジ師匠の場合、レッドツェッペリンの曲をやろうと思っても誰が歌うのよ、てなことになり、仕方がないのでサントラ用に作ったインスト曲をやってみたり、ポール・ロジャースに歌わせてみたり。てなわけであまりネタが無い。だから曲数も少なめなんかなと思ったり。ツェッペリンの曲は1曲だけ、それも"Stairway To Heaven"をインストで、というのが何だかなという感じだが、でもこの曲をペイジ、ベック、クラプトンの3人がそれぞれリードを取りながらってのはなかなかぜーたくではございませんか。