野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

あんな質問答えられるわけがないやろ

先週は休肝日が確保できず、そして昨日も飲みに行ってたりなんかして、本日やっと酒を抜いた。つまり今年初の休肝日。
昨年は12/26が最後の休肝日。だから12日ぶりということになる。
まあ年末年始はしょうがないよね。

たぶん他の何かを見るつもりでテレビをつけたのだと思うが、たまたまWOWOWで『ターミナル』なんて映画をやっていて、最初のあたりをちらっとだけ見たらこいつがまたえらく面白くて、結局最後まで観てしまった。

ターミナル [Blu-ray]

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スピルバーグ監督でトム・ハンクス主演。そう、『ペンタゴン・ペーパーズ』がWOWOW初登場、ということでスピルバーグ特集をやっていたらしい。
クラコウジア(架空の国だ)からニューヨークに行くためJFK空港に着いたは良いが、飛行中にクーデターが起こってクラコウジアという国は消滅してしまった。そのため、米国に入国もできなければ帰ることもできない、という状態に陥ったビクター・ナボルスキー。
英語もほとんど喋れないのだが、なし崩し的に空港に住みついてしまう様子がなんとも可笑しい。
しかしアレだね、パスポートを持って外国に行ったり来たりできるのは、自国と外国との間に国交があり、そのような通行を互いに認めるという合意の上に成り立っているのであって、この映画のように例えばクーデターなどでその国家が無くなってしまうと、途端に入国拒否、てなことになってしまうものなのだな。普段あまりそんなことを考えたりなどしないけど。
しかしながら世界各地で何かとキナ臭い動きもあったりする昨今であるからして、荒唐無稽な作り話として笑い飛ばして終わり、てな感じでは片付けられなかったりするのかも。