野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

アイドルか?

妻の最近のお気に入り番組は『アメリカン・アイドル』らしい。

つまり、『スター誕生!』(古いね)のアメリカ版、という感じのオーディション番組であるのだが、観ているとなるほど確かにこれはなかなか面白い。何と言っても参加者のレベルが高い。
で、ちょっと驚いたのは、10代の若者たちがわりと普通にアレサ・フランクリンとかティナ・ターナーなんかの古い歌をカバーしていたりすることだ。君らそんなん知ってるんか、と思うのだが、まあ親が家で聴いていたりするのだろうな。
わたくしが観た回だけで、アレサ・フランクリンの曲が2曲もあった。"(You Make Me Feel Like) A Natural Woman"ともう1曲は"Think"だったかな?(ちなみにティナ・ターナーの曲は"Proud Mary"だった)
アレサ・フランクリンは特別に好きなわけではない。けれどもCDは1枚だけ持っていて、あれは確か"Respect"というタイトルだったと思うが、オリジナルアルバムにそのようなタイトルは無い。おそらく、演歌歌手なんかと一緒くたにワゴンセールで売られているような素性のよくわからない激安CD(「本人歌唱」なんて書いてあるような)だったのだと思う。まあ正直ほとんど聴いてない。
で今回、まあせっかくだから何か聴いてみよう、ということでApple Musicオススメの"Lady Soul"など。

ほう、"People Get Ready"とか"Groovin'"なんてのも入っていたりするのだな。
で、"(You Make Me Feel Like) A Natural Woman"。この曲、わたくしはキャロル・キングの"Tapestry"で聴いたのが初めてだったのだが、アレサ・フランクリンもやっていた、というのはつい最近まで知らなかった。
この曲が出たのは1967年。しかし"Tapestry"は1971年なので、あれ、キャロル・キングの曲じゃないのかよ?と思ったがクレジットはちゃんと(ジェリー・ゴフィンと)キャロル・キングになっている。つまり、キャロル・キングがまずアレサ・フランクリンのために作った曲で、しかるのちにキャロル・キング自身がセルフ・カバーした、ということであるらしい。なるほどねー。
でもまーやっぱりアレサ・フランクリンといえば"Think"かな。

ブルース・ブラザーズ2000』まだ観てない。WOWOWでやってほしいな。