新聞に『現代用語の基礎知識 2021』の広告が出ていた。
その表紙を見て「この絵はひょっとして…」と思った。
イラストレーターの信濃八太郎さんによるものではないか、という気がしたのだ。
うーん、でも、広告の小さい画像で見た感じでは、ちょっと微妙かな。あの人の絵ってこんなに上手くないよね(←すごく失礼)。
日頃からよくWOWOWで映画を観ているのだが、そのうちのいくつかは『W座からの招待状』という番組になっている。
この番組のナビゲーターは、放送作家の小山薫堂さんとイラストレーターの信濃八太郎さんだ。毎回、その映画にまつわるちょっとしたテキストを小山さんが書き、イラストを信濃さんが描く。
で、そのイラストというのは基本的に映画のワンシーンを切り取ったもので、だいたい4〜5種類ぐらいが披露されるわけだが、これがもう、びっくりするぐらい似てない。この番組とまったく関係のないところで、道行く人々にぱっと見せて「これは何という映画の一場面でしょう?」と訊いても、まず正しく答えられる人はいないんじゃないかと思う。
というのが信濃さんの絵で、それからするとこれはちょっと違うよな、と思った。
なるほど。でも、じゃあいったい誰が描いたんだ?
でも新聞の広告にはそんなことまで書いてない。あんまり気になるので、Amazonで注文してしまった。
そいつが今日、届いた。
なんと。
これ、ちゃんと誰だかわかるやん。やればできるんやんけ。
などと思ってしまった(←やっぱり失礼)。
ちなみにまだ中身は読んでない。
イラストが誰かわかったから、もう良いのだ。
ってことはない。まあそのうちにゆっくり読んでみようと思う。
それにしてもなー。びっくりしたなあもう。