野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

今年は早めに

ここ4〜5年ほど、年賀状はキンコーズで印刷している。
今年は年賀状でなく喪中ハガキだが、どちらにしてもキンコーズだ。
ただ喪中ハガキの場合、通常の年賀状よりも早く動き始めなければならない。
ということで喪中ハガキを手配するのだが、今年は例年よりも進化させ、宛名書きもキンコーズに依頼することにした。
そにためには、所定のフォーマットのExcelシートに入力した送付先住所のデータを用意しなければならない。よし、ではちょっとがんばってみよう。
ということで、もう何年もバージョンアップしてない宛名職人19の住所データを、まずはCSVで保存することにした。
宛名職人にはエクスポート機能がある。「ファイル」メニューの中の「書き出し…」を選べばよい、はずなのだが。
実際「書き出し…」メニューで住所録をCSVフォーマットで保存しようとしたのだが、エラーになった。エンコーディングがASCIIでは保存できない、と言ってくる。
うん、そりゃまあそうだろうよ。漢字もたっぷり入っているからな。
だからエンコーディングを変更すれば良いのだ。書き出し先のファイル/フォルダを指定するためのダイアログボックスでエンコーディングを選択できるようになっている。はず、なのだが。
こいつが、エンコーディング選択のためのコンボボックスを選んでも、うんともすんとも言わない。
どないせえっちゅうねん。
ひどいバグだ。ロクにテストもしてないのか。
と思ったが、この宛名職人19って相当古いバージョンだから、昔はちゃんと動作していたのだけど、OSのバージョンアップを繰り返すうちに、対応しきれなくなったのだろうな。
それでは、ということで住所録のデータをExcelにコピペしようと思ったら、こいつがうまくいかない。
フィールドを1個ずつ選択すればできる。けど百件近くあるデータでいちいちそんなことやってられるかボケ。
となると、やはりソフトを最新版にアップグレードするしかないわけか…
(それで解決する保証なんぞ無いけど)
調べてみたところ、最新版であるVer.27へのアップグレードが、ダウンロード版で税込み¥7,590だ。
年に一度宛名印刷をするだけのソフトウェアに¥7,590というのがどうにも釈然としないが、背に腹はかえられない。
幸いにして、最新版にしたらちゃんとエンコーディングの選択ができ、CSVで保存できた。
が、CSVの中身を見ると、いくつかのレコードで姓と名の間に謎の改行が入ってしまっている。
原因はよくわからない。すなわち、対策の施しようがない。
仕方がないので、一部壊れたCSVExcelに読み込んだ上で一件ずつ手で修正した。まあ、10件もないので、できない話ではない。
けどあんまりにもポンコツすぎやしないか?
相当に苛つかされたが、なんとか住所データをアップロードし(本当はここでも一苦労あったのだが話が長くなるので割愛する)、宛名印刷を含めて発注完了。長く苦しい戦いだった。
送料をケチってしまったので、店頭まで受け取りに行かなければならない。
どこまでも面倒くさいなあもう。