野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

どこにそんな需要があるのでしょうか

家で仕事をする時に使っている机の下がどうにも窮屈だ。理由はいろいろあるが、突き詰めれば、不要なものが多すぎるからだ。
いずれ必要になるかもしれない。ということで取っておいた品物、というのがある。今から20年前なら、そういう可能性について頭から否定することは難しかったかもしれない。しかしながらこの歳になってある程度先も見えてきて、そろそろ身辺整理も考えた方が良い。となると、それらは持っていても単なるゴミでしかない、ということがほぼ確定したと言っても差し支えなかろう。
そんなわけで成人の日の本日(成人の日は関係ないけど)、それらの品物を処分するべく、ハードオフへ持って行くことにした。
大学入学時に購入したコンポに付属していたスピーカー、うっかり洗濯してしまったiPod nano(10年も持ってたんか…)、昔使っていたガラケーのACアダプター(ケーブルの被覆がところどころ剥がれている)とバッテリーパック、いまや使われていないAirMac ExpressにAppleTV、どうも調子が良くないので買い替えたCOREGAのワイヤレスルーターえげつないハムノイズのためまともに音楽の聴けないBluetoothイヤホン、そして漏電が疑われるため廃棄することが決定したホットカーペット、というのが持ち込んだ品物のラインアップである。
いずれも負けず劣らずのポンコツ揃いで、そんなものに値段がつくのか、いやそもそも引き取ってもらえるのか、というあたりに不安を覚えつつも、最寄りのハードオフに持ち込んでみた。
上記の品物のうち、ホットカーペットはオフハウスでの買い取りとなる。が、同じ建物内の1階がオフハウス、2階がハードオフであるから何の問題もない。まずはホットカーペットの買い取りの申し込みをして、査定の作業中に残りのガラクタを2階のハードオフに持ち込んだ。
驚いたことに、ホットカーペットは500円で売れた。
そして、その他諸々のガラクタは合計790円になった。
上記の品物のうち、ルーターAirMac Expressは10円だった。一応動作はするのだけど。一方で、ゴミでしかないiPodBluetoothイヤホン、そしてスピーカーは50円だ。すげえな。処理費用を請求されたらどうしようと心配していたのに。ちなみに一番買取価格が高かったのはAppleTVの500円だった。ホットカーペットと同じ値段。
ハードオフにはいろいろと面白そうなものが売られていて、ちょっと危険だ。一方でオフハウスでは、衣類とか食器とか、うちで処分に困っているものも引き取ってくれるようだ。
近いうちにまた来ることになるだろう。