何しに行ったんだか忘れそう

ベルを鳴らすとヨダレをたらすパブロフの犬のごとく、カンの中古CDを見かけるとつい買ってしまう（ただし千円以下に限る）ようになってしまって久しい。いや、別に久しくはないが、まあとにかく、先々週も土曜日に整骨院に行ったついでに心斎橋のブックオフに寄り、カンの"Saw Delight"を見つけて買ってしまったりしている。

ディスクユニオンだとプログレ系が強いので、カンなんかは割とよく出ている（ただし安くないことも多い）のだけど、ブックオフではそもそもカンなんて見かけること自体が珍しい。
いやしかしこのアルバムはノーマークだったなあ。

Saw Delight [解説+海外ライナーノーツ(翻訳) / 紙ジャケット / 高音質UHQCD仕様 / 国内盤] (TRCP-265)

延々と刻まれるプリミティブでミニマリスティックなビートに、そこはかとない中毒性を感じさせるあたりが、いかにもカン、なのだけども、一方で意外とポップに聞こえたりもするのだよなこれが。
でこのアルバムでホルガー・シューカイはもう楽器弾いてないのだね。おもろいな。