野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

しれっと11ですね

macOSのミュージックアプリの挙動がどうも思わしくないので、いよいよOSをCatalinaからBig Surにアップデートすることにした。
ところが、ダウンロードしたインストーラを起動したら、ディスクの空き容量が足りない、と言ってきた。
35GBほど必要なのだが、空きを確認したところ10GBを切っていた。
そらあかんわなぁ。
ダメだこりゃ、と絶望してしばらく放置していたのだが、アップデートできないにも関わらずインストーラは保存されているので単にディスクの空き容量が減っただけ、という状態だ。これで泣き寝入りするのもさすがに業腹だ。というわけで、せめてインストーラだけでも削除しておこう、と思ってダウンロードフォルダを探してみてもそれらしいものは見つからない。
いや、あんなデカいものが一体どこに行ったというのだ、とあれこれ探し回っているうちに、「アプリケーション」フォルダで見つけた。ワレこんなところにおったんかい。
サイズが12GBほど。まあまあデカい。
ここでふと思った。このインストーラUSBメモリか外付けHDDに移せば空き容量は20GBほどになる。あと10GBちょいを何とかして空ければ、インストールできるようになるのでは?
とはいうものの10GBの追加スペースをつくるのは簡単ではない。
さてどうしたものか… と考えた末に、いくつかのアプリを削除することにした。特にMicrosoft Office系はデカいし、Apple純正のiWorks系(特にGarageBand)もけっこうなものだ。何、削除するといってもいったん外付けHDDに退避しておいて、後で戻せば良いのだ。
ということで十数個のアプリを外付けHDDに移動した。しかしこれでもまだ1.5GBほど足りない。うむむ。では、ということでミュージックアプリの管理下にある動画2本と、いくつかのオーディオデータも移動して、なんとかインストールが可能になるだけの空き容量を確保した。
ここから数時間かけてOSをアップデートし、退避していたデータやアプリもリストアした。
うむ、Big Surけっこう見た目が変わったな。
それにしてもデフォルトのデスクトップ画像の色合いはちょっとばかし派手すぎないか?

問題の「ミュージック」アプリの不具合はすべて解消された。
ここまで苦労してOSのアップデートしたのに不具合が直らなかったらたまったもんじゃないけど、まあがんばってやって良かった。
しかしミュージックアプリも、むかしはそんなに変な動作はしてなかったように思うのだけど。おそらくだけど、AppleMusic関連のAPIやら何やらの仕様変更があったのだろうな。互換性も一応考えてはいたのだろうけど、古いOS(に付属のミュージックアプリ)への対応は、そこまで真剣にやってなかったのだろう。
まあとりあえずこれでスッキリした。もう5年ほどになるし、そろそろMacBook Airとかに買い替える?なんてのもちょっと考えなくもなかったけど、これならもう少しだけがんばってみても良いかな。