野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

大発見だと思ったんですけど

家に帰ったらやっとこう、という、ちょっとした用事がある。
例えばボールペンの芯を替えるとか、Kindleを充電するとか、そういうやつだ。
あまりにもささやかな、しかし忘れてしまうとちょっと厄介な用事はiPhoneのリマインダーに入れている。iOSのリマインダーアプリには、所定の場所に到着したときに通知する機能があるので、こいつを活用している。つまり、自宅に到着した時に通知させるよう設定しているのだ。
ちなみにわたくしの自宅は、阪急京都線の線路のごく近くにある。なので、電車で帰宅中、うちの横を通過した時に、自宅に到着した、とみなされて通知が鳴る。
こいつが微妙に気に入らない。特に実害はない(実際に帰宅した時にもちゃんと通知される)から別にどうでも良さそうなものだけども、どうも気に入らない。
通知を出す場所は住所を入れたり地図で指定できる。その場所に到着した、とは、その地点から所定の半径内に入ったことを意味する。実はその半径も指定できる。しかしながらその半径には下限があり、わたくしの自宅と線路の間の距離はそれより短いために、電車で通過中に通知が鳴るわけだ。

ふと気付いた。
到着地点の指定を、実際の住所より(線路から遠ざかる方向に)ずらせば良いのではないか?
到着地点の円が、線路および最寄駅から自宅までのルートを含まず、しかし自宅はその内部に含まれるように設定すれば良いのだ。
このアイデアは大成功だった。電車に乗っている間ではなく、本当に自宅に到着して初めて通知がきた。まことに喜ばしい。

こんなしょうもないことで喜んでいて良いのだろうか?
ええんちゃう別に。知らんけど。

日曜日に杉玉で食べたアジフライ、美味しゅうございました。
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ほどほどってのは大事ですぜ

もう10月だってのに、どうしてこんなに暑いのか。
って先週も同じことを言っていたような気もするが、まあとにかく暑い。
本日は残念ながら、山に行くだけの気力も体力も時間的余裕もない。
というわけで、成り行きまかせで適当に。
茨木カンツリーのジョギングロードを抜けたあとで振り返る。
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それから福井あたりを経由して安威川、桜通りのルートでなんとか15km。
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夕方から、久しぶりにタチの悪いおじさんと軽く一杯いくことになっていた。
とりあえず、昼間から開いている店でビールを2杯ほど飲み、さてそれでは、と17時少し前に某焼鳥屋に行こうとしたが、すでに満席とな。
そんなアホな… と思うが致し方ない。それではプランB発動だ。
ここはひとつ、杉玉に行くことにした。
杉玉ってチェーン店だけど、なかなか侮れないと思う。なんと言っても日本酒が充実しているのがポイント高い。
マグロの「満喫盛り」なんてのもすごい。
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そして、炙りあん肝。これは、燗酒がマストなやつだ。
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みむろ杉に義侠にロ万に仙禽に、とまあそこそこ飲んだ。
それでもまあ、今日のところはこれくらいで勘弁しといたろ、と帰宅した時はまだ21時半前。少しばかり物足りなさはあるが、健全で良いともいえる。
本来はこうでないとアカンのかもしれまへんなぁ。

本日はfor hereです

南茨木にあった老舗のイタリアンレストランが今年に入ってから閉店した。
コロナの影響か、オーナーの高齢化によるものか、あるいはその両方なのかもしれないが、あれまあどうしたことでしょう、と思っていた。とは言えわたくし実は一度も行ったことがなかったのだけど。
あの跡地はどうなるのだろう、と思っていると、6月に別のイタリアンの店がオープンした。
なんでも、大阪市内に数軒の店舗があるグループの新店であるらしい。
オープンしてすぐぐらいに、朝の散歩時に前を通ってみたりしていた。
なかなか良さげな店だ。
が、やれ緊急事態だ蔓延防止だと言っている状況ではなかなか行けない。
せいぜいテイクアウトをするぐらいだ。

で、まだまだ油断できる状態ではないというのは承知しているが、ぼちぼち飲食店で酒が提供され始めたわけだし、ちょっくら行ってみてもええよね、ということでコースを予約してみた。

前菜10種盛り。いやもう、全体に酒のアテですわ。
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とりあえずスプマンテ。そしてグラスで白を注文。
次にスープ。写真ないけど。カボチャのポタージュだったかな?
そしてパスタ。このボッタルガが凶悪じゃございませんか。
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しかしここでひとつ問題が。実はそれまで飲んでいた白の次に、赤のグラスを注文してしまっていた。
なかなか好きな感じの赤だ。そしてパスタもたまらん美味さ。
しかしこのワインとパスタが、ちーとも合わない。
こいつは参ったぜ、失敗したな、などと嘆いていたら、マネージャー兼ソムリエが気を利かせて、このパスタに合う白をグラスに半分ずつ入れて出してくれた。ナイスなフォローだ。素晴らしい。
メインには黒毛和牛のビステッカ。マルシンですってよ奥様!
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いや、たまらんですよこれは。温存していた(?)赤が満を持して登場ですわな。

良い店でした、ターヴォラ・カルダ・スペッロ。また行かねばですね。

イマドキの中坊ってのは

『ワイルドサイドをほっつき歩け』はずいぶん面白かった
でも、その前に『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んでおくべきだったかな、とも少し思った。
そうこうしているうちに文庫が出た。そら読まなあきせんわな。

タイトルの「ぼく」は著者ブレイディみかこさんの息子である。母親(みかこ)は日本人、父親(ブレイディ)はアイルランド人。だから「イエローでホワイト」なわけだ。
そしてこの息子くんは、市の学校ランキング1位の、カトリック系公立小学校に通っていたのだが、中学からは家の近所にある「元底辺校」に進んだ。
そうすると実にまあ、いろんなことが起こる。それらは、階級社会っていうのはこういうことなんですよ、というショーケースでもある。
そして、日本だろうがイギリスだろうが、どこにでもレイシストのクソ野郎ってのはいるもんだな、と思う一方で、イギリスの中学生ってのは、学校でこんなことを習うのか!と驚かされる。
他人を尊重することとか、個人の権利と責任とか、人種・文化の多様性とか、いわゆるシチズンシップ教育ってやつですよ。
どう考えても日本の中学校とレベルが、というか次元が違うんじゃないか。
もっとも、わたくしが中学生だった1970年代と比べるのはフェアではないかもしれんがね。そもそも、そんな昔のことなんてロクに覚えてないし。
まあ日本でも今はそういうのをやっているのだろうか。今のこどもたちはそういう教育を受けているのだとすると、何というか少しは希望が持てるかな。
民度」っていうのはこういうことだと思うね。『ゴルゴ13』をいくら読んでも身につきませんぜ。

軽くやらかしました

どうしようかなと迷った末に、今日は車で仕事に行った。
帰りが少しばかり遅くなったので、まあ正解だったとは思う。
しかしそれにしても、20時を回るってのは少しばかり遅すぎる。これから松原ICまで中環を走るのもダルい。
ということで本日は奮発して、阪神高速を使うことにした。いつもの近畿自動車道に比べると、通行料金は1.5倍ほどになる。大盤振る舞いだ。
というかぼったくりやな阪神高速
しかしまあ時間も遅いので、実にスムーズだ。ちょっと怖いけど。
などと思いつつ守口の出口で降りるのに、どこをどう間違ったのか国道1号線枚方方面行きに出てしまった。大失敗。
こうなるとリカバーするのはけっこう難しい。いや別に難しくはないが、だいぶ先まで行かないとUターンできない。難儀なことだ。せっかく所要時間が短くなるからと思って阪神高速にしたのに、つまらんところでロスしてしまった。まあ、慣れないことをするもんではないな。
そんなことをやらかしながらも、何やかんやで所要時間は40分強、といったあたり。これが近畿自動車道だと、まあ調子良くても50分ちょい、という感じか。この差が1.5倍の料金に値するか、というところがポイントですな。
まあ何やかんやいうてやっぱり近畿自動車道でっせ。

駐車場完備でしたので

もう10月だというのに、まあ日中の暑いこと。
いまだに真夏日ですぜ。どないなっとんねん。

さて、そろそろまた山に行きたいな。と思うのだけど、これくらい暑いと、山に入るまでの道のりがダルい(朝早く出ないからだけど)。
さてどうしたもんか、と思案し、またチートトレランいてこましたれ、ということにした。今回は神峯山寺の駐車場まで車で行くという、なかなかの荒技だ。
とりあえず神峯山寺から本山寺まで。そしてポンポン山を目指してトレイルを行けるところまで。
という感じで。

高槻側からポンポン山を目指す場合、東海自然歩道を走るわけだが、神峯山寺から本山寺までの3km強が、なかなかの激坂だ。過去にも何度か行っているが、ほぼ毎回泣きを入れて、ここを走って上がれたことなど一度もない。
しかるに今回は、神峯山寺の手前まで車で来て、脚を温存しているわけで、ひょっとするとあの坂を休まず一気に、走って上がれたりするのではなかろうか。と思ったわけだ。
んで実際に走ってみたところ、まあ無理ですわな。
次から次へと現れる激坂に心が折れる
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途中で2回休憩した。まあそれでも一応は走って上がりましたぜ。あれを「走った」と言って良いのかどうか知らんけど。
よぼよぼしながらも、なんとか本山寺に到着。またここで休憩だ。
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そしてここからトレイルに入る。ここからはなかなか楽しいのだな。
割とすぐに天狗杉に到着。
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この先がしばらく下りになるのだよな。せっかく上がってきたのに、何でやねん。
などとボヤきつつも、山頂に到着。昼を過ぎてる割にはけっこう人多かった。
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そして同じ道を戻る。同じ道ってのも芸がないので、下りは林道ポンポン山線を通ってみたかったのだけど、道がよくわからんかったし。
でも復路では本山寺を経由しないルートを取ってみた。この部分は初めて走る。
そんな感じで12km。
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まあ距離はそんなもんになってしまうわな。
でも脚がそんなに疲れていないうちに走れるので、ポンポン山のトレイルをいつもより楽しめた気がする。

さて、駐車場まで戻ったら、もう14時半を過ぎている。さすがに腹が減った。
風呂はもう良いからとりあえず昼飯、ということで来来亭に入ってみた。
いやあ、この店にくることになるとは思わんかった。
本当ならここでぷしゅーといきたいところだ。しかし残念ながら車で来ている。
ということで、オールフリーでフェイクぷしゅーだ。
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車によるチートトレランの代償だわな。致し方なかろう。
塩ラーメンに餃子。まあぼちぼち、という感じでありました。
チートトレランも良いけど、公共交通機関を活用することも考えた方がよござんすね。

みなさんあんまり調子に乗ったらあきまへんで

いよいよ本日より10月。
ということはつまり、2ヶ月続いた緊急事態宣言も終わったということだ。
終わったからといって突然コロナウイルスが消えて無くなるわけではないのだが、それでもぷしゅーと一杯やることができるようになるのは嬉しいことだ。こんな日は仕事帰りに一杯。
といきたいところだが、今日は車だったのよな。最近は車通勤は週2日ぐらいにしているのだけど。
ではいったん帰ってから、と言ったって、会社出たのが19時半回ってたらそういうわけにもいかず。
まあテイクアウトぐらいで手を打つか、ということで(←ハナから料理する気なし)最近南茨木にオープンしたイタリア料理店ターヴォラ・カルダ・スペッロでピザと砂肝のコンフィと白インゲントスカーナ風、というやつを。
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何となく今日はピッツァな気分だったのでね。ちょうど飲み残しのワインもあったし。
いやしかし、白インゲントスカーナ風、なかなか美味いな。
白インゲンが手に入れば、自分で作ってみるのも良いかもしれない。
あ、もちろんピザも美味いす。サイズ小さめなのがありがたい。
あの店、いずれ普通にゴハン食べに行かなあかんよなあ。