野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

謹賀新年2023

年末年始に実家に帰らず茨木で過ごすのは、これで3回目になる。
実に楽である。すっかり癖になってしまった。
そして今年は、横着して年賀状もやめてしまった。周辺でわりとそういう人たちがいるので、真似をしてみたのだが、予告もなしにばっさりやめてしまうのはいかがなものかと思う。まあこうやって義理を少しづつ欠いていくのだな。
それでも初詣は元旦の早朝に行く。いや、大して早朝でもなかったかな。
昨年に続いて今年も茨木神社に行ったのだが、すでに200〜300人ほどの行列ができており驚愕した。

思えば昨年はもう少し早めの時間、具体的には6時半ごろに行ったのだが今年は家を出た時点ですでに7時過ぎ。そしてコロナによる行動制限もなくなっているというのも大きいだろう。
まあそれはそれとして。
帰宅してからおせち的な煮物各種などつまみつつお屠蘇がわりの大黒正宗の燗を飲む。まことに結構である。
その後、午前中は『御家人斬九郎』を読んで過ごす。

年末に書庫を整理して出てきたものだ。正月にだらだら読むにふさわしいエンタメ時代小説だと思う。
それでも不思議と腹は減るもので、昼飯を食べて昼寝した後は、録画してあった『薔薇の名前』を観た。つい先日、かなり難儀しながら原作を読んだばかりだが、これくらい簡潔にまとめてくれればありがたいのだが、と思うことしきりである。もっとも、映画を観ながら「こんな話じゃなかったよな」と思う部分は多々あったし、原作にあったのに端折っているところも少なからず見受けられたが。
夕食後には『ゴーストバスターズ』を観た。古典的名作(?)のはずだが、ラスト15分ぐらいの部分では気を失ってしまっていた。夕食に飲んだ仙禽があまりに美味すぎて、少しばかり過ごしてしまったかもしれない。

充実した1日であった。今年こそ平和な一年になることを切に願う。