ジェフ・ベックの訃報は各方面に衝撃を与え、YouTubeではあれこれと追悼番組なども配信されているのだとか。
観た人の話によると、どのアルバムが良いか、てな話に"Blow By Blow"は当然としても"Flash"が意外と良い、などと言われているらしい。
ええ、マジでっか？と思って、まあ十年以上ぶりぐらいにちょっくら聴いてみた。
感想としてはやはり、ひと山いくらの80年代商業ポップ、辛うじて"People Get Ready"が入っているのだけが取り柄の迷盤、というところだ。ナイル・ロジャースがプロデュース、というのが、これほど意味をなさないということもあるのだなとむしろ感心してしまった。
つまり、このアルバムに対する感想は以前と変わらない、ということだ。
ジェフ・ベックで好きなアルバムを選べと言われたら… うーん難しいな。
確かに“Blow By Blow”は名盤だろうけど、でもどっちかというと”Wired“の方が好きかな。
あと歌入りでは、やはり”Rough And Ready“か。
そして、いきなりエレクトロニカ路線に転向してアタマ大丈夫か？という感じの"Who Else!"以降は割とみんな好きで、特に最新（といってももう7年近く前）の”Loud Hailer“はかなり良い。
それから何と言ってもやはり”Beck, Boger & Appice“ね。ちなみにBBAのライブ盤はAppleMusicで聴けないということに、今になって気づいた。どないなっとんねん。
