野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

香取くんもすっかり

今WOWOWで東野圭吾祭りをやっている。その一環で、ドラマWは全4回で『虚ろな十字架』だ。
とりあえず2回目まで観た。何とも辛気臭い話である。が、先が気になって仕方がない。
しゃあない、原作を読むか。と言うことで買ってきた。

原作もやっぱり辛気臭いな、と思いながら読んでいた。ドラマもそうなのだけど、登場人物がなかなか把握できない。
と言う感じで、ドラマの第2回ぐらいまで見た辺りまで、ぐずぐずと読み進めていたのだが、後半から急に勢いがついてきた。そして一昨日の夜、連休中で翌日も休みだからというので調子に乗って、残りを一気読みしてしまった。
そもそもテーマが死刑についてであり、ヘヴィな話である。物語の中の事件も悲惨すぎる。そういえば『人魚の眠る家』も、子供が死ぬ話だな。
子供が死ぬ話、というのはなかなかキツい。何の本だったか忘れたけど(『人間性未来論』だと思い出した)、子供が死なないというのは普遍的な価値、善きことである、とむかし読んだことがある。そういえばエマニュエル・トッドは、乳児の死亡率を見て旧ソ連の崩壊を予測したと言われている。
というのは置いといて。そんなヘヴィな話ながら、途中から登場人物のキャラ把握が一気に進み、物語の先が気になって、止められなくなる。
ドラマは残り2回(3回目はすでに録画されているがまだ見てない)。原作を読んでしまったのでネタバレしているのだけど、それでも改めてドラマの続きは見たい。原作への忠実度は高めで、良く出来ていると思う。

そりゃラーメンは大事よね

連休もついに最終日となった。5日間なんてあっという間だ。
ちょっとがっつりめに朝寝してしまったし、今日は一歩も外に出ていない。ここはひとつ、日没までにサクッと走ってくるか、ということで。

あっという間に日が暮れてきた。

いつもなら千里丘稲荷から万博の方に行くところだが、今日はちょこっとだけなので、そのまま千里丘駅方面へ向かう。
そんな感じで今日は6km。

夜に、『南極料理人』を久しぶりに観た。

この映画を観るのは2回目だ。そして、原作も読んだ。
neubauten.hatenablog.com
やっぱり面白い。南極なんぞにわざわざ志願して行くような奇特な人たちってのがいるのだなあ、と思っていたけど、必ずしも全員が希望して行っているわけではなさそうだ。改めて見たら、西村くんが南極に行く羽目になった経緯なんて、ほとんど『プロジェクト・ヘイル・メアリー』じゃないか(原作とは違うような気がするけど)。
この映画のクライマックスは、ラーメンを作るところだと思うのだけど、なぜか原作にはそのエピソードが無いのだよな。原作はシリーズで4冊あるけれども、わたくしが読んだのは1作目だけなので、2作目以降のどこかに入っているのだろうな。
見ていたらラーメンが食べたくなってきた。いかんいかん。

滑り込みアウトからの起死回生

鳥取の実家を出たのは、もう11時前だった。
それでも道路の渋滞などは無く、極めて順調で茨木の家に着いたのは14時過ぎだった。
今日は三文字で立ち飲みイベントをやっているので、遅めの昼飯で一杯やろう、ということにしていたのだ。
帰宅してから荷物を解いたり少し片付けなどしてから行ったので、三文字に着いたのは15時ごろ。その1時間ほど前にはすでにInstagramのストーリーで「串揚げなくなりそうです…」と警告されていたので、心配しつつ行ったところ… やはりネタが完全に無くなってしまいました、とのこと。うーむ残念。
ほなしゃーないな、と諦めかけたのだが、半田麺ならできますけどどうですか、と言ってくれたので、ご厚意に甘えることにした。
ちゃんと天ぷらも付けてくれるのだ。スペシャルメニューだ。

さらに、冷蔵庫の奥から豚肉を発掘してくれた。

さらに、ぬか漬けも。生ビールと仙禽を飲んで、良い塩梅でありました。
お心遣い痛み入ります。

マヌケスペースへ行こう

わたくしの帰省と、どうもうまくタイミングが合わないためになかなか行けてなかった、汽水空港。久しぶりに行ってきた。

今回は『農民たちのあいだで』と『アナキスト革命』の二冊を買った。

いずれもマヌケ出版社のZineである。マヌケブックスはわたくしの家から近い(といっても電車で2駅離れているが、鳥取よりは遥かに近い)のだから出版元から直接買えば良さそうなものだが、あそこは最近平日しか営業していないので、なかなか行きにくいのだ。

夜は高校の同級生と飲みに行った。店はこうりん屋鋪だ。
この店は飲み放題のコースでも、日本酒は瑞泉だったりするのが嬉しい。
鱈の西京焼き、とかだったら、そりゃ日本酒でしょうが。

しかし料理はなー。
美味いんだけど、コースにするとおっさんには量が多すぎるんだよな。
もちろん食べられるんだけど、お腹ぱんぱんで苦しいのだよ。
最後は米ではなくそうめん、てなあたり、一定の配慮をしてくれているのだろうと思うけど、それでも苦しい。

とりあえず、雨が降らなくてよかったよかった。

ちょっとは彼岸らしいこともしときましょうね

朝飯前に墓掃除に行ってきた。前の日に、というか明け方まで雨が降っていたので落ち葉が貼り付いて難儀である。

朝食後は重い腰を上げてプチトレラン。今回は湯所から円護寺方面に向かう激坂を上がり、「平和塔入り口」から道祖神垰(さいのたわ)方面に上がってみた。トンネルの上を越えて十神林道に出るつもりが円護寺の公園墓地方面に遭難しかけるなどしながら、なんとか道路に出た。後は十神林道、そして本陣山への縦走路で太閤平へ。

あとは舗装路を下りる。途中のみはらし峠あたりでは、だいぶ曇ってきた。

加齢のせいか体力の消耗が激しく、ところどころ歩きながら、なんとか9km。

もうヨレヨレですわ。

午後からボルゾイレコードへ行った。すでに帰省時の恒例になっているが、今回は買取りをしてもらうためにアナログレコードを20枚ほど持ち込んだ。査定には時間がかかるだろうから、その辺はまた次回以降にでも、ということで。
ただいま津山音楽市場に出品中、とのことで、残念ながら店頭はかなり品薄になっていたが、それでも、整理されていないままカウンターに積み上げられたブツまで掘り起こして(むしろこっちの方が楽しい)、スタイルカウンシルの"Our Favorite Shop"とマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの"Isn't Anything"を入手した。

Our Favourite Shop

Our Favourite Shop

Amazon
Isn't Anything

Isn't Anything

  • My Bloody Valentine
Amazon
レコード売ってCD買ってりゃ世話ないわな、と思いつつ。まあ良いではないですか。

粉もんばっかりってか

本日より鳥取の実家に帰っている。本当は盆休みの後半に帰省する予定だったのを、ちょっとした事情により中止して9月の連休に変更したのだ。
高速道路は中国自動車道、新名神ともに渋滞していた。5連休の初日であるし、致し方なかろう。

9時半ごろに家を出て、千提寺から新名神に乗ったのだが、先述の通り渋滞しており、宝塚北SAですでに12時である。通常ならば加西SAまで行ってから休憩であるが、まずは宝塚北SAでトイレ休憩とした。本当は昼食も摂りたいところであったが、そんな時間帯であるからフードコートは満席である。仕方がないのでコロッケなど買い食いして空腹を誤魔化し、加西SAまで行った。
加西SAもやはりフードコートはほぼ満席であったが、何とか二人分の席は確保できた。
通常であれば加西SAでは「世界一忙しいラーメン」を食べるのであるが、本日はカレーうどんにした。

これもなかなか美味い。
それ以降は特に渋滞もなく順調に進んだが、鳥取市内に入ったのは14時を回っていた。ずいぶんと時間がかかってしまった。

夜は外に食べに行こう、と言うことで、何となくピッツァが食べたい気分だったので、要調査リストに入っていたピッツェリアレオーネへ行ってみた。直前に電話をして予約したのだが、行ってみたらすでに満席となっていた。危ないところだった。
店内の目立つところに窯を設置している。

ただし厨房は奥の方にあって見えない。
鳥獣戯画のウサギやカエルがピッツァを作っているイラスト入りのメニューは味がある。

前菜が出てくるまでに30分ほどかかったけれども、美味かったから勘弁してやろう。

これで2人前だが、なかなかのボリュームだった。
ピッツァは、本日のおすすめであるところのプロシュートコンクレーマ(マルゲリータ、生ハム、鳥取県産クリームチーズ)にした。

ナポリ風ってんですかね、かなり美味いなこれ。
最初にハートランドの瓶ビールを注文したけれども、前菜が出てくるまでになくなってしまったので白ワインのデキャンタを注文した。そのワインもピッツァが出てくる頃にはほぼなくなっていたので、さらにオレンジワインのデキャンタを注文した。結局ボトル一本分ではないですか。やれやれ。
実は前菜とピッツァ以外に、サルシッチャも注文していたのだけど、品切れと言われてしまった。では代わりに何にしよう、まあ前菜食べてから考えるか、で前菜のボリュームがそこそこあったので、結局これで終了なのだが、結構お腹ぱんぱんになった。もしこれでサルシッチャも食べていたら、ちょっと苦しいことになっていただろう。
ピッツァ以外も多分、美味いのだと思う。料理出てくるのは遅いけど。何か突き出し的なものを用意すれば良いのに。いずれまた行ってみまよう。

国道4649号線を爆走するんですぜ

だいぶ前から出ているのに、何で今さら?という感じだけれども、『製鉄天使』を読んだ。

あの名作『赤朽葉家の伝説』のスピンアウトだって言われたら、そりゃ読んでみたくなるでしょうよ。
登場人物やら何やらの固有名詞はすべて変えてあるけれども、確かにこの話は『赤朽葉家の伝説』の第二部「巨と虚の時代」だ。改めて『赤朽葉家の伝説』の該当部分を拾い読みしてみたら、丙午生まれの鉄の女・毛毱さんが、ぱらりらぱらりらやっていた。
しかしどうもなあ。同じ話のはずなのに、『製鉄天使』のこの安物の少年ジャンプみたいなテイストが、どうもわたくしには受け付けられないのだな。どちらにしたって荒唐無稽の極みなのだけど、『赤朽葉家の伝説』だったら『百年の孤独』的マジック・リアリズム、と感じるのに、『製鉄天使』だと中二病的妄想にしか見えなくてげんなりしてしまう。
で、先ほどぱらぱら拾い読みしていた『赤朽葉家の伝説』、やっぱり良いなこれ。こっちはそのうちまた読み返してみよう。