野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

世界は暴力で満ちている

「中島らもの遺作バイオレンス小説」と言われたら、つい買ってしまうわな。 そんな事情で「酒気帯び車椅子」を読んだ。 酒気帯び車椅子 (集英社文庫)作者: 中島らも出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/07/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 17回この商…

もう朗読のことは

京都の新風館にジュスカグランペールのライブを観に行ってきたど。今回は石垣島から、島唄と三線のチャンピオン「ていぞうにぃにぃ」こと、慶田花定三(けだはなていぞう)さんが共演。なんでも一族郎党、合計30人ほどが大挙して京都まで来ているらしい。…

主旨とは違うんでしょうけど

こんなことが日々、というか常に、ただいま現在も、自分の体の中で行われ続けているというのは驚異的というほか無い。「タンパク質の一生」を読むとそう思う。 タンパク質の一生―生命活動の舞台裏 (岩波新書)作者: 永田和宏出版社/メーカー: 岩波書店発売日:…

おいらの仕事がインドに行っちまった

世界の人口約67億人、そのうちインド人は約11億人。大変な人数だ。そのインドには英語の読み書きができる優秀なプログラマが大勢いて、彼らは驚くほど安い賃金で働く。だったら、今度のプロジェクトはいっちょインドでやってみるか、なんて考える経営者がい…

たまにはTVも見よう

家に帰ったら、TVでシェリル・クロウが歌おうとしていた。 WOWOWの番組で「HARD ROCK CALLING」という、ロンドン最大級の音楽イベントらしい。シェリルが3曲ほど歌った後、エリック・クラプトンが登場。「Tell The Truth」、「Driftin' Blues」、そして「Mot…

41でも間に合いますか

「40歳からの肉体改造」なんていうタイトルを見かけたら、つい手に取ってしまうよね。しかも、サブタイトルには「頑張らないトレーニング」なんて書いてある。 40歳からの肉体改造―頑張らないトレーニング (ちくま新書)作者: 有吉与志恵出版社/メーカー: 筑…

枝雀も良いけど米朝もね

先日「落語の国からのぞいてみれば」を読んで以来、無性に米朝師の噺が聴きたくなった。 そんな事情があって昨日は箕面ヴィソラにあるHMVでCDを探したのだが置いてやがらないのだ、あの役立たずめが。仕方が無いので今日の仕事帰り、なんばCITYに寄って新星…

米朝全集ぐらい置いとけ

土・日と朝は11時起き。一日があっという間に終わってしまう。 今日は箕面ヴィソラに行って、コスパで泳いできた。コスパはティップネスや東急オアシスより安いのがよろしい。新しいからキレイだし。 それにしてもHMVの品揃えって話にならんな。あれだけのス…

アルジェの黄色い太陽

新陳代謝を繰り返しながら、もう33年も続いている「新潮文庫の100冊」。1976年の一回目から今までのラインアップは、「新潮文庫の100冊」Webサイト(http://100satsu.com/)で調べることができる。100冊のうちどれくらい読んでるんかな、と気になって調べて…

ソゴンドブ最速

お江戸日本橋から京都の三条まで歩くと、23日かかるらしい。 そんなことを本当にやった人が書いた、「落語の国からのぞいてみれば」という本がある。 落語の国からのぞいてみれば (講談社現代新書)作者: 堀井憲一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/06/1…

そんなんではアカンやろ

今日はいつもよりちょっとだけ早めに帰ってきた。んで一杯引っ掛けたら、なんだか色々とジャマくさくなったなあ。面白い本を読んだので、そのネタを書こうと思ったのだけど、もうヤメ。 じゃまた明日。宿題したか?歯磨けよ。

その筋では有名な人です

アジャイルソフトウェア開発というお題では、それはもう色んな人が本を書いているわけだけど、これはアリスター・コーバーンによる、その名も「アジャイルソフトウェア開発」。 アジャイルソフトウェア開発 (The Agile Software Development Series)作者: ア…

適度にシブく

デヴィッド・サンボーンは好きだが、サンボーンなら何でも良いというわけでもない。 だけど今回の「Here & Gone」は良い。 ヒア・アンド・ゴーンアーティスト: デヴィッド・サンボーン,デレク・トラックス,エリック・クラプトン,ジョス・ストーン,サム・ムー…

コロナ飲みたかった

残暑厳しき折、昨日は南港ATCへ行ってきたのだな。15(金)〜17(日)の3日間、FM COCOLO主催による「アジア太平洋フェスティバル2008」が開催されており、17日のライブステージにはジュスカ・グランペールが出演する、ということで。 真夏のカンカン照りだが、…

わざわざ言われなくても

JR鳥取駅の構内に、「鬼太郎商店」というのができていた。もとはマクドナルドが入っていた場所らしい。なかなかやるな。鬼太郎とはもちろん、「ゲゲゲの鬼太郎」のことで、要するにキャラクタグッズなどを売る土産物屋だ。 ひやかしでちょっと入ってみたら、…

渋滞の過ごしかた

お盆をふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュは本日ピークを迎えたらしい。わたくしも自家用車にて中国自動車道を走行したのだが、やはりいつもの神戸三田から宝塚へかけてのあたりが多少渋滞していた。それでも正午を少し過ぎたあたりの時間帯はまだマ…

湯のまち

わたくしの実家であるところの鳥取は、温泉が名物になっている。一方、盆・正月などの帰省中においては、普段は両親二人だけで暮らしている実家に多くの人間が詰めかけることにより風呂のキャパシティが一時的に不足する。この問題を解決するため、天然温泉…

これでいいのだ

13日の夕方から実家に帰っておるのだけども、いやはや何もしてないな。驚くほどに。 やることと言えば、昼間のうちに風呂に入って、夜は飲みに出る、と。人としてどうなのか、と思ったりしなくもないのだが …まあええか。

タイガーマスクは好きだったけどな

何やねんな昨日のエントリは。我ながらワケが分からん。アホちゃうか。さて、グイン・サーガシリーズ第122巻が出ていたので読んだのだが、今回は比較的すっきりと書かれていて、ダレずにすんだかな。内容は陰惨だけどな。こんなことして、後で外伝と整合が取…

明日から盆休み

今宵は泥酔したので、詳しいことについてはまた後日。といっても、この件について書くことはもう二度と無いとおもうけど。あかんわ。とりあえず、もうアカンわ。 許せ、兄弟。

松本留五郎多いに語る

クレジットカードのポイントがたまって、いつものようにAmazonギフト券に交換した。さて何を買おうかと思い、ついに「桂枝雀 落語大全」のDVDを手に入れた。 桂 枝雀 落語大全 第四集 [DVD]出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN発売日: 2002/04/11メディア: DVD…

愛だろ、愛っ。

奥田英朗さんの「ララピポ」という本が文庫化されたらしい、と新聞広告で知った。何じゃいそのけったいなタイトルは。 ララピポ (幻冬舎文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/08メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 42回この商品を含むブ…

ぶっ壊れそうなマイルス

菊地成孔といえば以前、UAとのコラボレーションアルバム「cure jazz」に心奪われたものだ。今回は「菊地成孔ダブ・セクステット」名義でなにやらアルバムを出したらしい。 Dub Orbitsアーティスト: Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet出版社/メーカー: ewe record…

いとあやし

日本の怪異小説の古典、「雨月物語」。以前から興味はあったが、やはりホンマモンの古典には手が出にくい。だけど良いのがあるじゃないか、円地文子センセイによる現代語訳で「春雨物語」とセットになったやつが。 現代語訳 雨月物語・春雨物語 (河出文庫)作…

神というより悪魔

スティーブ・ジョブズはやっぱり天才だ。誰にも真似はできないし、真似をしてはいけない。アップルのやっていることを、エクセレント・カンパニーのベスト・プラクティスだ、なんて調子の良いことを言いながら真似する企業があれば、きっと酷い目に会うだろ…

でもやるって言っちまってるからな

やったらほぼ間違い無く効果がある。それはわかっているけど、ちゃんと習慣として定着させ、当たり前のプラクティスとして日常的に無理なくやろうと思うと意外と難しい。 ヨガの話ではなくて、ピアレビューの話。 ピアレビュー―高品質ソフトウェア開発のため…

不運

会社でそろそろ帰ろうかな、と思っていたらなんだか遠いところでどろどろがらがらと音がし始めた。これはヤバい、と慌ててオフィスを飛び出したのは良いが、自転車で走り始めてものの5分もしないうちに壮絶な豪雨につかまってしまった。 閉店後のどっかの個…

ビンディマサラ食べたい

いよいよ最終巻「インド旅行記3」、今度は東・西インド編だ。 インド旅行記〈3〉東・西インド編 (幻冬舎文庫)作者: 中谷美紀出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (47件) を見る 1・2と読…

美人女優の肩を持ってみる

いよいよ夏休み最終日の今日は、本当は西院ミュージックフェスティバルを観に行くつもりだった、けど暑いからやめて、家でダラダラ過ごした。 さて、「インド旅行記2」を読み終わった。今度は南インド編だ。 インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫)作者: …