野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

適度にシブく

デヴィッド・サンボーンは好きだが、サンボーンなら何でも良いというわけでもない。
だけど今回の「Here & Gone」は良い。

ヒア・アンド・ゴーン

ヒア・アンド・ゴーン


かなりブルージーになりましたわな。僕の好きなアルバムは「upfront」あたりのファンキー路線で、「Inside」みたいに内省的なのは、ちょっとシブすぎてもうひとつ。最近の「Time Again」や「Closer」も楽しいけど、今回のはもっと良い。
何といってもクラプトン翁のヴォーカルをフィーチャした3曲目、「I'm Gonna Move to the Outskirts of Town」がシブい。クラプトンのギターが控えめなのもまた面白い。そして、なんとジョス・ストーンが歌う6曲目「I Believe It To My Soul」、これまたブルーズ、かっちょええ。
もちろん歌入り以外でも、1曲目の「St. Louis Blues」からもう、「あちゃぁ〜」という感じでまったりと、どこを切ってもサンボーン。

とりあえず、購入直後に輸入盤が2,000円以下で出たという事実には目をつむろう。