野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

いろいろうまくいかない夜もある

たまには福島あたりで一杯やりますか、ってんで仕事を早々に切り上げ、JR新今宮から環状線で福島へ。 のつもりが、乗る電車を間違ったようでJR難波駅に到着。終点です、って。ありゃーまいったなこりゃ、と思いながら、四つ橋線で西梅田まで行ってそっから歩…

インターネットバンキングにまつわる諸問題

5月というのは、一年の中でもっとも金のない時季だ。銀行口座の残額が底をつきかけている。そういうときに限って、自動車税とか住民税とか固定資産税とかの支払いが一気にやってくる。納付期限は5月31日だ。せめてあとひと月待ってくれれば、ボーナスも入っ…

靴ひもってドラッグストアに売ってるの?

世の中には、話をしているとすぐに枝葉末節に入り込み、いったいそれがどこに向かおうとしているのかさっぱりわからない、という人が時々いる。こういう人々にはけっこうイライラさせられるものだが、これをあえて、徹底的にやってみようというのがニコルソ…

Herzlich Willkomen in Japan

今日はドイツ人二人と晩飯ですよ。 んでKICHIRIってのはそれちょっとどやねん、と思ったりもしていたのだが。 意外と喜んでもらったようで、いやそれは何よりです。 豚の角煮を、「これは Japanese Bavarian cuisineなんだぜ」なんて適当なこと言いながらも…

トイレがちょっと心配

先日「バッハの秘密」を読んだとき、そこで解説されているマタイ受難曲とロ短調ミサ曲については、ああこれは聴きながら読んだ方が良いなと思った。マタイ受難曲はCDがあるのだけどロ短調ミサ曲は持ってない。んでちょっとタワレコに行ってみたら、なんとク…

ロバーツっていうんだほんとはね

久しぶりに昼過ぎまで寝てしまった。なんとなく疲れがたまってますな。こういうのは結構ショックなのだが、まあ致し方なかろう。ダラダラと、ユルく休日を過ごすことにした。 夜に、何か撮り溜めた映画を観ようか、ということで「マーガレット・サッチャー」…

服は何故音楽を必要とするのか?

さる方のご厚意により、ファッションカンタータに招待いただいた。実は昨年にも機会があったのだが、昨年は遅い昼食にカツカレー食べてお腹ぱんぱんになって夜はChar師匠のライブ、という大事な用事と重なって行くことがかなわなかったのである。というわけ…

ヤバい絶対計算

「その数学が戦略を決める」なんて、もうタイトルだけで「おおっ!?」と思ってしまう。で単行本のころから目を付けていたのだが数年前に文庫になっていたようだ。これまた昨今はやりのビッグデータ絡みの話だ。実際には2007年だから、世間でクラウドコンピ…

長髪族の台頭

御大山下達郎の最初のソロアルバムがリリースされた1976年、Char師匠も自身の名を冠した1stソロアルバムを出している。御大のCDを買ったときに、同じ1976年の長髪つながりで、ついでにこの"Char"も買っといた。一時期「CD選書」というシリーズで、色々と古い…

1976年の落ち武者

そりゃあたしだってね、山下達郎ぐらい聴きますよ。2年に1回ぐらいはね。 iTunesのライブラリにはなぜか昔のベスト盤が入っていて、たまに聴いていたのだけどなんだか最近、妙に気になって、2年に1回どころか連日リピートしてみたりして。タワレコのポイント…

永遠の落ち武者

月・火と2日続けて酒を抜いた。これですでに今年通算10日の休肝日を達成。快挙である。 とまあアホなことは置いといて。 「山下達郎」でGoogle検索した時の結果でトップに出てくる画像、これはどう見ても菊地成孔さんでしょう。 最初は「あれ、散髪しはった…

BACH=14

バッハの曲というのは、なんだか論理的というか、どこか数学的な美しさがあると思う。別に何か根拠があるわけではなく、なんとなくそう思っていたのだが、実はやはりものすごく考え抜かれた緻密な計算でできあがっているらしい。「バッハの秘密」という本に…

雨の日曜日の過ごし方

摂津富田にKUSHITAROという焼鳥屋がある。ウェブサイトを見ると、なかなか良さげな店だ。ここで日曜市というイベントが催された。これに妻が出店していたので、わたくしも行ってみることにした。いや、イベントが終わってからですけど。 この店、ずいぶんと…

iTunesの謎

Mac

CDをiTunesに取り込む。この時iTunesは、自動的にオンラインのデータベース(Gracenote)に接続し、そのCDが何であるかを自動的に判別して曲目データを取り込む。運が良ければジャケットのアートワークまで取得してくれる。大変に便利である。かねてから、い…

ご父兄のみなさまお気をつけ召されよ

仕事柄、あまり世の中の事情に疎いのもいささか具合が悪い。ということで流行りもんとか新しげなもんについては、とりあえず手を出してみる、あるいはどんなもんか体験してみるようにしている。まあ、できる範囲で、だけど。 で数年前から話題のLINE、なんだ…

目の付け所がシャープなの?

iPhone 5Sでは、ホームボタンがタッチセンサー式になるって? http://www.teach-me.biz/iphone/iphone5/s/130515.html ふーむ、そりゃすごいな。 あのホームボタン、すぐぶっ壊れるって昔からえらい評判悪いもんなあ。ええ考えなんでないですか。んでついで…

そんなこと訊かないでくれ

うむ、確かに、改めて「趣味は何ですか?」なんて訊かれたら、ちょっと答えに窮するかもしれないな。 趣味は何ですか? (角川文庫)作者: 高橋秀実出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/11/22メディア: 文庫 クリック: 10回この…

とりあえず粉もん食わしとけ

勤務先の米国現地法人から出張者が来た。このような場合には、関係者で晩飯に連れていくことになっている。どこに連れていくよ?というのに対して、まあお好み焼きでええんでないの、大阪っぽいし。という非常に安直な結論を出した。安直だが、今までの出張…

バブルに踊らなかったものが、まず石を投げなさい。

為替が円安に振れて、輸入品の値段が上がりつつある。ま、当たり前といや当たり前である。円安になって株価も上がって、すげーぞアベノミクスとかよくやった日銀とか言ってた連中が、今度は円安アカンやろと騒ぎ始めた。そりゃ円安になったら輸入品の値段が…

まあそう怒りなはんな

普通に暮らしていても、何かと腹立たしいことの多い昨今である。そのような世相を反映してか、とにかく腹を立てないように、怒らないように心穏やかに過ごすにはどうすればよろしいのか、というような本が巷にはあふれ返っているように思う。もちろんこのわ…

Muy bien!

土曜日であるが出勤日である。連休ボケのあと土曜出勤はいささか辛い。ということで年休を取るつもりだった。のだが、よりによってこんなところで採用面接にかり出されたりするわけですな。 朝から夕方まで、合計10人ですよ。そりゃもう疲れましたよ。なかに…

わたくしは残念ながらアスパラ尿者ではないのです

数年前に初めて手にした時に、最初の数ページですっかりその怪しい魅力の虜になってしまった「ねにもつタイプ」。その続編が出たというのだからこれはもちろん読まないわけにはいかない。「なんらかの事情」。もうこのタイトルだけで、すっかりヤラれてしま…

昭和主婦をナメたらアカン

ビッグデータなんていうと、もう猫も杓子もてな感じで、この単語を見るとかえって胡散臭くさえ思えてしまう昨今でございますが。実際のところあまりまとまった書籍みたいなのも読んだことがなかったところに、「ビッグデータの覇者たち」なんていう、わりと…

バリウムvsビオフェルミン

どうも数日前からお腹がしくしくするなあと思っていたら、月曜日の夜は痛くて眠れないほどになってきた。で休み明けの火曜日、できれば休みにしたいところだが実はこの日健康診断。いやそんなもの別に他の日にしたって良さそうなもんだが、そうするとまた色…

GWどうだった?ってコレに決まってまんがな

毎年恒例、京都RAGでのFried Prideライブ。今年も行ってまいりましたよ。 だいたい毎年、高槻ジャズストリートの後、ゴールデンウィークの最終日と決まっている。残念ながら今年のジャズストには都合が付かず行けなかったので、昨年のRAG以来一年ぶりという…

蝦蟇仙人って何者だ?

連休の最終日、京都へ行く用事があったので、レンタサイクルすることにした。 えーそれはつまり、お昼に麻婆の聖地を探訪するということでございまして。 そうです駱駝です。相変わらずハードコアな麻婆豆腐。ひりひりする。でもんまい。 北白川から一気に七…

俺とあたしと私が語る衝撃のR18ミステリー

誉田哲也さんの小説と言えば、まずはあの姫川玲子シリーズを始めとした、いくつかの警察小説で、これはけっこうエグい内容のものも多い。一方で武士道シックスティーン(読んだこと無いけど)とかガール・ミーツ・ガールみたいな、元気な女の子が主役の痛快…

ドジでのろまな亀ですか

バスガイドさんのお世話になったのはいつのことだろう。ひょっとして小学校の修学旅行ぐらいじゃないだろうか。それ以来、いわゆる観光バスみたいなものにも乗ったことがないし。 ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)作者: 山本幸久出版社/メーカー: 実業…

勝手にヤバいシリーズ

昔の洋楽の邦題ってのはすごく工夫してつけられていたけど、最近は全然だね、なんてことを言う人がいる。確かに、例えば"I want to hold your hand"を「抱きしめたい」にするなんていうのは、なかなか考えたな、と思うし最近は元のタイトルをそのまま英語読…

阪急六甲盛衰史

阪急六甲駅前の「贔屓屋」で飲んでおりました。大学時代の研究室の先輩であるKさんは、そのまま大学に残り准教授となっておられるんである。そんな関係もあって、例年この時期は、母校の研究室を表敬訪問している。夜はKさんに現役の学生さん、そして適当に…