野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あいつら結局なにがしたいんだ?

プライマル・スクリームってなんだかよくわからないバンドだな。よくわからないなりに、1994年の"Give Out But Don't Give Up"は、ストレートでわかりやすいロケンロールで、"Funky Jam"などのシングル曲もなかなかキャッチーで、かなり好き。だから唯一あの…

我在這裡

「ジウIII 新世界秩序」を読み終わった。ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/02メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (58件) を見る誘拐事件の話が、なんでこうなる?「新世界秩…

ぼくんちのリアリティ

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』て、またストレートなタイトル。この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)作者: 西原 理恵子出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/06/23メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 83回…

堺東のイタリア食堂

職場の歓迎会で、堺東で飲んどりました。月曜日だけど。 「サッチモ」というイタリアンバール。こんな店があるとは知らんかったな。食べログに地図が出ているが、ピンが立っている場所が間違っているので、あの地図だけをあてにして行くと遭難すると思う。26…

7の大罪

iPad2にiOS7を入れてみた。 いま世間一般で流通しているiOSデバイスの中では、ハードウェアとしてはやや貧弱な部類に入るだろう。これでiOS7が満足に動くのか、というのをネットで調べてみると、重くて使い物にならないという声もあれば、普通に使えるという…

なかなかやるわねヒラリー

バッハのピアノ曲は790円グールドであれこれ聴いて、無伴奏チェロはカザルスで決まり、マタイ受難曲とロ短調ミサ曲はクレンペラー、管弦楽組曲はカラヤン指揮のベルリンフィル。次に手を出すべきは何か。というところで、先日さるところで偶然に聴いたヴァイ…

中華スープも悪くない

金曜日は東京出張だったので、行き帰りの新幹線で「ジウ II」を一気読み。ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (58件) を見るま…

警察の次は自衛隊

「ジウ」みたいなグロくてハードで殺伐とした小説を読んだら、ちょっと甘口のもので口直しが必要だ。ということでこれまたレイさんにお借りしたR文庫の「ラブコメ今昔」。ラブコメ今昔 (角川文庫)作者: 有川浩,徒花スクモ出版社/メーカー: 角川書店(角川グル…

未映子ワンダー

レイさんにお借りした「世界クッキー」を読んでみる。河上未映子さんのエッセイである。世界クッキー (文春文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/05/10メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る相変わらず、こ…

鳩食い男のおはなし

風邪は引き始めが肝心。てことで昨夜はもうとにかくありとあらゆる手段を講じて風邪対策を行い、午後10時ぐらいに寝た。そして夜中に3回ほどTシャツを着替えるぐらいに汗をかき、今朝はだいぶマシな感じだ。咳は出るけどヴィックスドロップでごまかしながら…

風邪はとにかく寝て治す

昨日あたりからなんだかだるい。ちょっと喉が腫れている感じもする。こりゃいかんな、と思って日曜日の夜は少し早めに寝たのだが、いまいち眠りが浅い感じだし、月曜の朝起きたらしっかり喉が痛い。おまけに背中も痛い。なんとなくふらふらする。くしゃみ・…

捨てる神あれば拾う神あり

せっかくの日曜日だが生憎の雨である。こんな日は、あまりうろうろとほっつき歩かず家にこもって、かねてより懸案となっている用事を粛々と処理するのが吉であろう。 さて懸案のひとつといえば、野放図に購入し読み散らかした書籍類の始末であろう。実は年明…

だぁいたいやねぇ

「民王」を一気読みした。 民王 (文春文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/06/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る そういや昔、漢字の読めない総理大臣ってのがいたな。泥酔状態で記者会見をしたといわれている(本当…

ご一緒に馬刺しはいかがですか

茨木の某バールで飲んでいるときに、よくお会いしていたOさん。昨年の10月末に7年弱の単身赴任を終え、東京へ帰ってしまった。あれから一年近く経つわけだ。東京に出張があり、夕方わりと早めに終われそうだったので、新幹線の時間まででも久しぶりに軽く一…

大人ってのはよ

レイさん(id:reiworks)から大量の本をお借りした。いわゆる(といってもわたくしがそう呼んでいるだけだが)R文庫だ。何度も貸し借りをしているうちに、一体どれが借りたものでどれが自分のものか、またすでに貸したことがあるのかないのか、だんだんよくわ…

無難の美学

堺東で一杯やりましょう、となって、さてどこに行く?というとき、最近よく行くのが駅ビルの地下にある「ほてい鮨」だ。感動するほど美味いわけじゃないし、びっくりするほど安いわけでもない。でも無難だし、何より駅に近いし閉店も早いので安心して飲める…

Lightningコネクタの将来がちょっと心配

iPhone 5s、入手後初めて普通に一日使ってみた。 数字上どの程度の差なのか知らないけど、体感的にずいぶん軽くなっている。手になじむ感じ。逆に長くなった分、片手で操作する場合は画面の上の方に指が届かず握り直す必要があって、微妙に不便。一方で一押…

想像力と正義、そして異形のものたち

「新世界より」下巻を読み終わった。超大作だ。 新世界より(下) (講談社文庫)作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/14メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 56回この商品を含むブログ (84件) を見る 無駄に戦闘シーンみたいなのが多過ぎる気…

整理整頓清掃清潔躾

そんなに無茶な量を飲んだ覚えはないのだが、きっちり二日酔いでどうにも気持ち悪く、強烈な頭痛。妻から運転手として出動を要請されていたのだが、これがもういかんともしがたく、ごめんちゃいということになった。いやまことに面目ない。いったんは朝起き…

茨木にはオモロい店が多いと思う

高槻の名店「宇久」へ案内せよ、とのさる人による要請を受け、数ヶ月ぶりに行ってまいりましたですよ。 お造り4種盛り、スモークチーズ、カキフライ。やはり外せないミスジ肉の炙りは絶品で、さらにマグロほほ肉に驚愕。 酒盗クリームチーズ和えなんてのもあ…

少年Kって誰?

「新世界より」の中巻を読了。 新世界より(中) (講談社文庫)作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/14メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 47回この商品を含むブログ (77件) を見る 「先史時代」において高度に発達した科学技術の多くをいっ…

ゴールドでなくていいです

仕事用(会社支給)のiPadをiOS7にアップデートしてみた。ふーんこんな感じか。目新しいけど、取り立てて何かが便利になった、という実感はない。また特に動作が重くなったとも感じない。現時点で最新の第4世代iPadではおそらく問題にはならないだろう。ただ…

ミノシロモドキかサキヌマドクタラシか

最近は各方面から様々な方が色んな本を貸して下さるので、しばらく本は買わなくてもよさそうだ。そんなうちの一冊「新世界より」の、まずは上巻。 新世界より(上) (講談社文庫)作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/14メディア: 文庫購入: …

10月の真夏日がもたらしたもの

長年愛用してきた腕時計が絶命した。実は2度目である。7月の終わりごろにも一度止まっている。夏場の蒸し暑い時に装着していると、汗と体温で内部に結露することがあり、それがよろしくないらしい。もちろん日常防水であるが、何度か電池交換もしているし、…

強欲な金貸し、または父親殺し

「秋の夜長は読書とブログ」なわけで、ブクレコなんかにレビューを書くと、東野圭吾ネタは反響が大きい。さすがは人気作家。これも読んでみなはれ、とさる人が貸して下さったのが「白夜行」。800ページを超える大作であるが、なぜか一冊。文庫だからまだ良い…

正雀もまた侮り難し

快晴だが特にこれといって予定のない日曜日であったので、今日は終日家にいることにした。これでいろいろと用事が片付けられるな、と思っていた。本とCDの整理をして、靴のメンテをして、ちょっとギターの練習をして、たまった映画の1、2本でも観て、Kindle…

それって革命なんすか

先日の「SP 野望編」の続きで「革命編」を観た。 SP 革命篇 DVD通常版出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2011/08/26メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログ (47件) を見る うーんこれはまた何ともビミョーな… 相変わらず派手にやらかして…

アベノミクス絶賛

秋の夜長は読書とブログ。こう書いたらAmazonギフト券がもらえる(かも)らしい。経済学者ポール・クルーグマンの著作は過去に2冊読んだことがあるが、残念ながらこの俺様にはちと扱いかねた。 それでも、性懲りも無くまた「そして日本経済が世界の希望にな…

から揚げにはやっぱりビール

Facebookでさる人が「ワカコ酒」 という漫画を紹介されていた。タイトル通り、ワカコという若い女性が、一人で酒を飲んでいるという、まあどうってこことない話である。 ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)作者: 新久千映出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/…

いちいち書かなくても全部(現代語訳)ですから

日本史において有名な事件である「本能寺の変」。これで急死した織田信長の後継者は、織田家の宿老たちによる合議で決められたという。織田信長の居城であった清須城で行われたこの会議を、「清須会議」と呼ぶわけですな。そこで繰り広げられる様々な駆け引…