野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

遺作

まだ出るのだ。グイン・サーガシリーズ第128巻、「謎の聖都」。 謎の聖都―グイン・サーガ〈128〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/08/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (52件) を見る 今回…

先生はえらい

駆け出しの落語家が、ある日突然思い立ってボクシングを始める。 「ファイティング寿限無」っていうのは、そんな話だ。ちょっと前に書店で見かけて、なんか面白そう、と思いながらほったらかしにしていた。 ファイティング寿限無 (ちくま文庫)作者: 立川談四…

酔徒の大阪

水都大阪2009に行ってきた。 なんか、そういうのがあるらしい。ぐらいなことしか予備知識はなく、特に興味も無かったのだけど、ジュスカ・グランペールの野外ライブがありまっせ、というのを聞いて。夜の中之島で、野外ライブ。ええなあ、と近所のコンビニで…

くわばらくわばら

浅田次郎氏はかなり有名な作家だろう。けど、彼の本は今までまったく読んだことが無かった。で今回読んだのは、「あやし うらめし あな かなし」という本で。 あやし うらめし あな かなし (双葉文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/09/…

今回はうどんが出てこない

仏教、というかお寺関係では多くの符牒があって、そのうちのひとつ、お金のことを「化蝶」というのだそうだ。そして「散華」というのは供養のために花を撒くこと。 だから、「化蝶散華」というのはお金をまき散らすという意味になる。 化蝶散華 (ちくま文庫)…

あたしにはいかんともしがたいよ

大成功を収め、世間で「天才」と称せられる人々は、一般人と何が違うのか。 てなことを、マルコム・グラッドウェルは「天才! 成功する人々の法則」という本で色々と考えてみた。 天才! 成功する人々の法則作者: マルコム・グラッドウェル,勝間和代出版社/メ…

免許証のコピーを忘れずに

わたくしは第一生命の生命保険に加入している。先頃アナウンスがあったように、第一生命は来年の4月に株式会社化するそうだ。 ふーん、と思っていたら、「株を分けてやる」との案内が来た。キミの取り分は2.4株だ、0.4株は現金で渡す、2株はどうするか(株と…

一年なんてあっという間だぜ

PiTaPaカードを導入して一月以上が経過した。携帯電話とNiftyの支払い用カードの手続き、およびたまったポイントの交換も完了し、これで完全にペルソナVISAからSTACIA PiTaPaに移行できる。 それにしてもカードのポイントが598ポイントというのがなんとも。G…

読んでるだけで苦しくなる

三浦しをんの「風が強く吹いている」は「純度100%の青春小説」なのだそうだ。 風が強く吹いている (新潮文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06/27メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 118回この商品を含むブログ (169件) を見る クサ…

さんずいに戻る、とな

茂木センセの本はやっぱり、エッセイよりも対談の方が面白いと思う。一人で怒っているよりも、ある分野の一流のひとの話を引き出すのが上手いんではないだろうか。だから、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」は人気が高いのだろう。 俺様は一度も見たこ…

ちょいと一杯のつもりで

そんなに呑んだくれるつもりではなかったのだけど… グラッパはイタリアの酒だが、スペインにも似たようなものがあるのだそうだ。それを2種類、お試しとしうことでショットグラスに一口×2。これが結構効いてしまったようだ。足に来た。

けったいなお方やで

横尾忠則と各界の著名人との対談。 見えるものと観えないもの―横尾忠則対話録 (ちくま文庫)作者: 横尾忠則出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (17件) を見る いやこれはさすがにちょっと…

マーフィーの法則を体現する

3年ほど前に買ったデザートブーツ。けっこうデザインも気に入っているし、履きやすくて大変に重宝しているのだが。 [rakuten:z-craft:1357972:image] どういうわけか、脱ぐ時に靴ひもをほどこうとすると、10回に1回ぐらいの確率で、靴ひもが真結びになっ…

ノートのくせに・続報

モレスキンのノートを使い始めて一ヶ月ほど経つ。ちょっと今の時点での感想など書いてみよう。 大抵のモレスキンのノートはプレーン、ルールド(横罫)、種類によってはスクエアード(方眼)といういくつかのタイプがあるのだが、個人的にはルールドが使いや…

Tapestryしか知らないから

「喜びは悲しみのあとに」は、先日読んだ「友がみな我よりえらく見える日は 」(8月8日のエントリ参照)の続編にあたるらしい。 喜びは悲しみのあとに (幻冬舎アウトロー文庫)作者: 上原隆出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/03メディア: 文庫 クリック: 2…

乙女?

いやはや今回もよく呑んだものだが、盆休みも16日で終わりだ。15日ほどではないだろうが16日もいわゆるところのUターンラッシュで高速道路は渋滞しているだろう、とある程度は覚悟していた。実際のところ三田から宝塚までの間、十数kmが渋滞していたが想定の…

ドライブのお伴に

iPod nanoを購入してから、2ヶ月少々が経過した。おおむね快適に、機嫌良く使っている。 問題は、車で使う時だ。昔iPod miniを使っていた時に買ったMONSTER CABLEのFMトランスミッタに、iPod nanoを装着すると、「このアクセサリによる充電はサポートされて…

のん氣にくらしなさい

帰省中に、一族郎党で境港の「水木しげるロード」へ行くことになった。前日に、移動のために長距離を運転したばかりだが、鳥取から境港までの100km強をまた運転したわけだ。 この日は飲み会の予定があるのだ。18時スタート。そこから逆算すると、朝9時ぐら…

お前らクルマ乗るな

「土日は高速千円」まさに天下の愚策だ。ETCを持たないため、この施策によって何の恩恵も受けられない俺様にとっては。 まったく何のメリットもない。交通量が増えて渋滞するばかりで、迷惑この上ない。この盆休みに帰省するにあたり、ある程度の覚悟はして…

それは違いますか

以前にも書いたような気がするが、浦沢直樹は「羅生門」を読んで近未来SFの構想を得た。そして脳科学者・茂木健一郎は空港で女の子が「サンタクロースっていると思う?」と言うのを偶然聞いて、クオリアのコンセプトを着想した。 ことほど左様に、同じ外界か…

あと一日で休みとはいえ

あー ちょっと調子に乗り過ぎやわなぁ

アホ業者め

なんか最近スパムコメントがひどいんすけど。 書き込み元IPは一応、毎回変えてるけど、実は誘導先は毎回同じだったりする。【一回目】 210.165.103.7 Name: netoge.bolar.net Address: 66.71.248.210【二回目】 58.98.223.172 Name: ene.creampie2.net Addre…

ヘンタイよいこから25年

中学・高校生のころ、「ビックリハウス」を愛読していたなあ。 糸井さんの書いたものって随分長いこと読んでないと思う。そんな今日この頃だが「経験を盗め―心と体の不思議編」を読んだ。 経験を盗め―心と体の不思議編 (中公文庫)作者: 糸井重里出版社/メー…

飲み過ぎに注意

上原隆?聞いたことないなあ。と思いながら、借り物の「友がみな我よりえらく見える日は」を読んだ。 友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎アウトロー文庫)作者: 上原隆出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1999/12メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 200回こ…

イタリアからスペインへ

梅田に「サルバトーレクオモ」というピザ屋(といってしまうと宅配すると思われそうだがそうではない。「ピッツェリア」と言うべきかもしれない)があるのだそうだ。さっき調べたら、どうやら結構有名な店で、チェーン店もたくさんあるようだ。そこにオッサ…

Oh Lord, won't you buy me a color TV?

鬼頭つぐるアニキが関西にやってきた。大阪、京都、神戸の何箇所かでライブをやるということで、8月6日(木)、大阪は京町堀の「メジャーカップ」なるバーで行われるライブに、仕事帰りに行ってみた。 この店では、昨年もライブをやっている。昨年来てるんだ…

恐山の禅僧にノックアウト

茂木センセって、なんか胡散臭いよな、と実は思っているのだ。あんなに無闇矢鱈と本を書いて、テレビにも出て、いつ研究なんかしてるんだよ、と。書いた本は、鼻息荒く何かを述べているけど、凡人の俺様には残念ながら何のことやら理解できないし。 それでも…

無純?

ウチダ先生の「下流志向」が文庫になっていた。さっそく買って読んだ。 下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)作者: 内田樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/15メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 261回この商品を含むブロ…

半額に弱い

日曜日に長堀橋あたりを徘徊していて、ふと立ち寄ったコンビニに「50%オフ」のCDがワゴンで売られていた。そこで中森明菜の「DESTINATION」を発見。1,560円也。即購入した。 DESTINATIONアーティスト: 中森明菜出版社/メーカー: ユニバーサル シグマ発売日: …

だいたい3

「新潮文庫の100冊」にも何度となく取り上げられた夏目漱石の「三四郎」。実は今まで読んだことがなかった。「我輩は猫である」は何度も読んだのだけど。日本人としてそれはいかがなものか、ということで手に取ってみたわけだ。 三四郎 (新潮文庫)作者: 夏目…