野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

素数。ダメ。ゼッタイ。

前から気になっていたのだけど、ちょっとばかし気合いが要りそうで躊躇していた「素数の音楽」。ついに手を出してみた。やはり手強く、軽く一週間以上かかってしまった。素数の音楽 (新潮文庫)作者: マーカスデュ・ソートイ,Marcus du Sautoy,冨永星出版社/…

一番大事なその作品をわたくしは観ていないのです

スピーチ、料理、絵画に続いて今度は映画だ。原田マハの「キネマの神様」を読んでみた。今回の出張の、行きの飛行機の中で一気読みだった。キネマの神様 (文春文庫)作者: 原田マハ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/05/10メディア: 文庫 クリック: 10回…

うどんもいいけどラーメンもね

無事に日本に帰ってきた。 でも関空9:20発のリムジンバスには微妙に間に合わない。その次は1時間後の10:20。しゃーないから、バスの時間まで龍旗信でラーメン食べる。 いやあ、なんちゅうか、沁みますな。ただなんか、ここの龍旗信って普通の店舗に比べると…

緊急トレラン

いよいよ帰国する日になったわけだが、フライトはチューリヒ11:55発で、まあホテルを9時半ぐらいに出ればよろしかろう、という感じ。 前夜に肉塊を貪ったので、ちょっと朝食を食べる気にはならない。過剰に摂取したカロリーを少しでも償還すべく、ホテルの近…

ルツェルンからバーゼル、そしてチューリヒへ

朝一番でバーゼルへ移動。 で用事が済んだら直ちにチューリヒへ。 今までバーゼルには何度か行っているのだけど、いつも日帰りとか用事が済んだらそそくさと帰るとかそんな感じで。バーゼルには美術館やら博物館やら、さらには動物園まであるというのに、市…

海外初ラン

スケジュールに若干の余裕があったので、朝のうちにホテルの近所を走ってみた。 ルツェルン湖畔の道路を東に向かって走る。なかなか調子がよろしい。だいたい30分、5kmぐらい走ろうかなというつもりだったので、15分強ぐらい行った地点でUターンして、来た道…

火気厳禁

ルツェルンって田舎なんだと思っていたら、ちゃんとした市街地だった。 ホテルの前から遊覧船みたいなものが出ている。これに乗ってルツェルン湖を通ってルツェルン駅前へ。 ルツェルン駅前にあるホールが、有名なルツェルン音楽祭の会場になるんですな。フ…

Vierwaldstättersee

ルツェルン湖畔のホテルにて。 なぜか孔雀がいるけど、とてもきれいで快適なホテルだと思う。 全室レイクビューというやつで、景色もよろしい。 この季節は7時ぐらいにならないと夜が明けないようだ。明け方は曇っているというか霧がかかっている感じだが、…

Surely there's a better way to fly.

本日より一週間、スイスに出張ざます。 チューリヒまでのフライトを予約するのに、まず旅行会社が出してきたのがルフトハンザなのだけど、なぜだかこれが妙に高かったので、エールフランスとKLMでも見積もりしてもらったら、そちらの方がいくぶん安かった(…

醜聞の日

麦音フェスタ1日目にしこたま飲んだというのに、2日目もまた行ってしまったではないですか。いや、とある方から余っているチケットを4枚ほどいただいてしまったので。 前日と打って変わって快晴となり、日中はけっこう暑くてまさにビール日和、だったのだが…

今年は黄色

「ビールとロックの祭典」麦音フェスタも今年で三回目を迎えるわけだが、ええもちろん今年も前売り券を入手して行きましたとも。 今年も新規参入含めて20のブルワリーが参加。その中で、 大山Gビール ヴァイツェン 箕面ビール おさるIPA Y.MARKET BREWING セ…

空気より軽い何か

とうとう画面の大きなアレが発売になりまして。 朝晩めっきり冷え込むようになったというのに、数日前から店の前に泊まり込んだりしたみなさんにはご苦労なことであったかとお察しする。 発売日当日に普通に出勤していると、「あれ、並ばなくていいんですか…

黒龍ひやおろしを一杯

堺東にて一杯。 飲み屋の数はそこそこあるが、そう勢力的に新しい店の探索などやっているわけではないし、4人で行くのに適当な店、とあれこれ考えるのもジャマくさいものだから、ついつい同じような店ばかり行くことになる。 というわけで永吉。そう大きな店…

白露

夏場はデヴ化が進む、と以前に書いたが、9月に入りだんだん涼しくなるにしたがって、また夏デヴ化以前の体重に戻りつつある。 まことに結構なことである。と、例によって朝一番の体重を測ろうとしたら、体重計が"Lo"としばらく表示して、電源が切れてしまう…

だけど靴を買うなら夕方にっていうよね

ほぼ一日だらだらと過ごし、やったことといえば机の上を片付けたぐらい、という祝日の月曜日。 夕方に鶴見はなぽーとブロッサムへ行った。いやなに、ランニング用のシューズを新調しようかなと思いまして。 例によってナイキのアウトレットで安いランニング…

前田利家がマーロウかよ

三連休って言ったって、別段これといった予定があるわけじゃない(土曜日はライブに行ったけど)。 最終日はこれでもかっていうぐらいにダラダラ過ごして、いや、カオス状態だった机の上を片付けてすっきりした。未開封の自動車保険の証券が3年分もあったの…

トリを貪る

久しぶりに福島の「鳥まる」で一杯。 ここの生ビールはハートランドだったか。今まで気づかなかったぞ。 鳥まるに来たらやっぱり刺身5種盛りは外せないしソリレスを食わんやつはアホだと言われるし白肝のパテもマストだし月見つくねは食べないわけにはいかな…

京都市バスええかげんPiTaPa使えるようにしとけよな

mama! milkの法然院でのライブ「ときのあとさき」も今年で5回めとなるようだ。 個人的に年中行事として設定しているわたくしは4回めの参加。少し早めに四条河原町へ出て、ジュンク堂で買い物などしてから市バスに乗る。って、法然院へ行くのってどのバスに乗…

何でもデカけりゃええってもんとちゃうんやで

最近iPhoneで写真を撮ると、画面の左上のほうに丸いシミみたいなもんがつくんだけど、何なんでしょうなこれ。 さて、年に一回、9月にAppleが新製品を発表する、ていうのはもうすっかり恒例になってしまったわけだが、今年も大方の予想通り新しいiPhoneが登場…

爆笑王伝説

小佐田定雄、と言えば落語作家として有名だが、このひと実はもともと単なる落語ファンで、しかも「落語は古典に限る」と信じて疑わず、新作落語などは蛇蝎のごとく嫌っていたらしい。 そんなときに桂枝雀師匠は、「枝雀の会」という、新作落語の発表会を毎月…

たまには鼻唄なしで

iTunesに記録されているデータを見ると、個人的にこの10年ぐらいで(iTunesを使い始めてから)もっとも再生回数の多いアルバムは、グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1981年版)だということがわかる。 まあ収録曲数が多いから、単純に曲の再生回数で見…

もとはといえば藤島が

「渇き。」という映画が公開されていたらしい。その原作である「果てしなき渇き」が、派手なカバーをつけて書店に並べられているのがずっと気になっていた。果てしなき渇き (宝島社文庫)作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/06メディア: 文庫…

腕時計装着禁止

長年愛用していた時計が絶命したので新しいのを購入したのが今年の3月のこと。 古い方はオーバーホールに出してみようか、と思いながら数ヶ月が経ち、8月に入ってからやっと、LOFTの時計屋に修理を依頼した。 すでにメーカーもサービス部品を持ってないよう…

狸と犬とネズミのはなし

茨木市内の某所にて、定期的に行われる桂吉弥さんの落語会。今回も行ってまいりましたよ。 開口一番は、吉弥さんの二番弟子・桂弥っこ君による「貍の賽」。これって東京では「貍賽」(たぬさい)なのよな。柳家小さんのバージョンをCDで聴いたことがあるな。…

なんでジプシーキングスやねんと

わたくし実は池波正太郎大先生の小説を読んだことがなかった。エッセイは読んだのだけど。 やはり日本人として司馬遼太郎と池波正太郎は押さえておかねばなりますまい。司馬遼太郎なら少しは読んでいる。ならばやはり正ちゃんも(正ちゃんとかいうな池波先生…

なんて罰当たりなことを

ロバートプラントのライブをWOWOWで放送していた。 それを録画したやつを、一杯やりながら観ていたわけだが、いやーまぁなんといいますか。 ロバート・プラント師匠、今も色々と活動なさっていたのでありますね。だいぶ前のPage & Plantぐらいまでしかフォロ…

比内vs宮崎

火曜日の朝に天下茶屋から回数券(磁気カードね)で南海高野線に乗り、堺東で降りて改札を出ようとしたら、ポケットに入れていたはずの回数券が見つからない。なんてこったい、と思いながら事情を話してとりあえず改札は出たものの、回数券がないことに変わ…

ラーメン屋とはちがいまっせ

よくまあ銀行ネタでこれだけあれこれ書けるよな、と思いながら「株価暴落」。株価暴落 (文春文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/03/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 79回この商品を含むブログ (17件) を見る業績不振に陥ってい…

まんじゅうなんか作ってる場合かよ

堤未果さんの本を読むといつも、決して報道されることのないおぞましい事実が満載で、暗澹たる気分になる。 それでもやっぱり、見つけると手を出さずにはいられない。というわけで「もうひとつの核なき世界」。もうひとつの核なき世界 (小学館文庫)作者: 堤…

Dark side of the moon

ジミ・ヘンドリックスが亡くなってから40年以上経つわけだが、それでもいまだに、やれ未発表音源だなんだと新しいアルバムが出たりするものだ。 だから、まだ死後5年ほどでしかないレヴィ=ストロースの著作が出てきたからといってそんなに驚くようなことで…