野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

邀撃と書いて「ようげき」と読む

もはや古典となっていてかなり有名な「失敗の本質」。「超入門」なんて解説書まで出てくるぐらいだからけっこう難しいのかもしれない。でもまあ、まずはやっぱり原典にトライしてみるか、なんと言っても古典だしな。というわけで手に取ってみたわけだ。 失敗…

お聴きになりますか?まさか!

「1980年にはオタクもヤンキーもみんなYMOを聴いていた」とテレビで菊地成孔氏が発言していたが、いやさすがにそれは言い過ぎだ。言い過ぎだけど、まったくの嘘であると断罪してしまうのは少しばかりためらわれる、それぐらいには一世を風靡していたと思う。…

やっぱり天満は危険

ちょっとたちの悪い人と飲みに行った。どこ行く?と相談して、その場の思いつきで以前にも行った天満の「一富士」へ行くことにした。予約もしてなかったのでちと心配だったのだが、無事に2名入ることができた。んで例によって串焼きはおまかせで、最初2杯ほ…

ミンチじゃないし大丈夫でしょ

仕事絡みでいわゆるところの「打ち上げ」なんて、プロジェクトの途中で逃げ出した俺様に、よく声をかけてくれた、ありがとう幹事のT君。 さて店は堺東界隈で、しゃぶしゃぶ食べ放題+飲み放題2時間コース、なんて若いなぁやっぱり。おじさんにはちょっとキツ…

夏の終わりに

フェネスの名盤と言われる"Endless Summer"、ずっと監視していたのだがなかなか値下がりしないので、タワレコオンラインの「国内盤まとめ買いで15%オフ」キャンペーンの対象商品になっていたのを発見し、思い切って購入した。 エンドレス・サマー~デラックス…

東田に喋らすな

日曜日に録画した「半沢直樹」25分拡大スペシャルを観る。 その前に第5話までのダイジェスト版も観たのだが、なるほどこりゃ面白いですな。それにしても半沢の父親が自殺してたとは知らなんだ。原作ではちゃんと生きてて、元気にネジ工場を経営してるんだけ…

わたの はなしべ ひらく

週末は大変な荒れ模様でございましたな。 金曜日の夜、仕事から帰ってきて、最寄り駅を出て家に向かおうとするとすぐに、ぱらぱらっと来た。こりゃヤバい、てんでチャリで激走したらすぐにやんで、なんや口ほどにもない。と思いながら帰宅して数分後にゲリラ…

半沢次長は栗焼酎がお好き

日曜日の「半沢直樹」25分拡大スペシャルにそなえて、原作の「オレたち花のバブル組」を一気読み。 オレたち花のバブル組 (文春文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/12/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ…

料簡が狭いぞAppleよ

iPadで音楽を聴きながらメールの読み書きをしたりウェブのブラウズをしたいときがある。iOS標準の音楽プレイヤーでは何の問題もなくできるが、これがYouTubeだと、いわゆるところのバックグラウンド再生ができないんである。同様のニーズは世間でも強くあり…

1% vs 99%

衝撃の「貧困大国」シリーズ、ついに完結編の「(株)貧困大国アメリカ」までたどり着いた。 (株)貧困大国アメリカ (岩波新書)作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/28メディア: 新書この商品を含むブログ (19件) を見る 例によって暗澹た…

真夏にこそ暑苦しいこの一枚を

わざわざ言わなくても良いことだけども、まあホント毎日アホみたいに暑うございますな。あんまり暑いと飲む気にもならん。 いや、ウソですそんなことないですけど、何となく酒を抜いて、これで今年13日めの休肝日、という前人未到の偉業を達成してしまいまし…

長らくお世話になりました

最近ツイッター用クライアントアプリのついっぷるfor iPhoneをアップデートしたら、やたら不安定になりむやみにクラッシュする。おまけに動作がおそろしく重くなり、使っていてかなりストレスを感じる。しばらく待ってみたが一向に改善される様子も無いので…

10倍返しだ

そうか「オレたちバブル入行組」って、いま話題のドラマ「半沢直樹」の原作本だったのか。ドラマのほうは見たことないが、なんだか面白そうなので、ちょいと読んでみることにした。 オレたちバブル入行組 (文春文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 文藝春秋…

バディ・ガイ、とかね。

前の日に昼間から飲んで、しかも夜は5軒もハシゴして、さすがにこれはちょっとこたえた。ちなみに、Matchboxという店は、わりと最近にできたらしいがブルーズを聴かせるかなりええ感じのバーだ。 さて重い頭を抱えて鳥取から大阪へ戻るわけだが、なんでも16…

ラオラオに会いに行こう

鳥取には渡辺美術館というのがある。名前の通り、渡辺さんの膨大なコレクションを展示した美術館だ。高校卒業まで鳥取に住んでいたが、一度も来た記憶がない。んで今回はじめて(たぶん)訪れたわけだが、いやこれはなかなか見応えありますな。ありとあらゆ…

猿の剥製 創世記

夕方から飲みに出る以外、特に予定の無い日だったので、午前中は昼寝などしてしまった。いやそれは昼寝とは言わんか。まとにかく、それで昼飯を食べた後、午後はどんどん気温も上がってくる。暑くてかなわんので、どこか涼しいところへ、ということで鳥取県…

お盆特別企画

実家に置いてある古い本、わたくしが中学生や高校生のころに読んでいた本だが、これらをあれこれひっぱり出して、実に30年ぶりぐらいに「おれに関する噂」を読んだ。筒井康隆さんの本は中学生のころに、当時出ていたものはほぼすべて読んだと思うが、初めて…

白鳥って最近どうしてんの

現時点では有効な治療法や薬がない、だけど将来的には何か画期的な何かが見つかるかもしれない、という難病に対して、とりあえずの時間稼ぎとして患者を冷凍保存しておく。というアイデアはけっこう昔からあったんじゃないかと思う。でもこのアイデアを実装…

Bigdataの陥穽

今年もやりますねぇ、mama!milkの「ときのあとさき」。今回はなんと、いつも通りの土曜日の夜、法然院にて、に加えて日曜日の朝、flowing KARASUMAというのまである。これまたなかなか魅力的で、2日間通しのチケットまで用意されていたりするので、かなりぐ…

酷暑の過ごし方

金曜日に飲んだくれて、土曜日の朝に気付いたら床の上にパンツ一丁で歯ブラシをくわえたまま汗だくで転がっていた。なんじゃこりゃ。とにかく歯磨きを完了させ顔を洗って、さてコンタクトレンズを装着しようと思ったら左目が見当たりませんが。これはちとマ…

こんなもん映画にするんでっか

「悪の教典」下巻、一気にいってしまいましたがな。 悪の教典 下 (文春文庫)作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/08/03メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 52回この商品を含むブログ (64件) を見る いやーこれはすごい。実におぞましい。…

暑気払いは福島で

久しぶりに福島のParlor184へ行きましたですよ。 今やすっかり大人気店で、週末ということもあって予約が18:00-19:45でしか取れなかったうえに、わたくしが参戦できたのは18時半を回ったあたり。あまり時間がないので、要領良くやらねば!と思いつつ、やはり…

十分に体調を整えてから

生徒たちに人気があり、教員の間でも信頼が厚く、校内で起こる様々な事件を解決していく、サワヤカな高校教師・蓮実。というのが実はサイコパスの殺人鬼だったら? 悪の教典 上 (文春文庫)作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/08/03メディ…

トリックスター仏教を語る

釈徹宗せんせの、「仏教ではこう考える」を読んだ。 仏教ではこう考える (学研M文庫)作者: 釈徹宗出版社/メーカー: 学研パブリッシング発売日: 2013/07/09メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 釈さんは科学解説者のように仏教を語る。 岡田斗司夫さん…

「名人伝」とハンニバル・レクターと坂本龍馬

月に数冊ぐらいのえげつないペースで出てくる内田せんせの本。全部を読むわけにもいかないが、それでもやはりこれは、というのがあるわけで、「修業論」を読んでみた。 修業論 (光文社新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/07/17メディア: …

夏の思ひ出

9日間の休暇も、何だかよくわからないうちに終わってしまった。ぼーっとしていると9日間なんてあっという間だ。ぼーっとしながらも暴飲暴食に励んだおかげで、体重として計測可能な数値以上に、どうもこの、下腹あたりが急成長を遂げたように感じられる。そ…

キースうるさすぎ

キース・ジャレット、ゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネット。この"Standards"のトリオが、新譜を出してますな。なんでも結成30周年なんだそうで。少し前にタワレコで大フィーチャーされているのを見た。で同じコーナーに、この"Standards Trio"の…

見る前に読む

WOWOWのドラマW、新シリーズは「パンとスープとネコ日和」ってことで、予告編なんかを見てると、「マザーウォーター」とか「かもめ食堂」とか、まんまあのテイストっぽい(キャスティングもそうだし)。んじゃまあこれも見とくか、と思いHDDレコーダーで「連…

シメにカツ丼はあかんやろ

産經新聞の記者が、政界の重鎮と一杯飲みながらやったインタビュー集、ということでなんだか面白そう。「居酒屋コンフィデンシャル」って全然コンフィデンシャルとちゃうやんけ、てなもんだがそこはまあシャレですな。 居酒屋コンフィデンシャル (新潮文庫)…

最近は大河ドラマも見ないから

役者・堺雅人を知ったのは、大河ドラマ「新撰組!」の山南敬助だった。あれがなんだかずいぶんとはまり役な感じで、以降も割と気になる役者だったし、最近では「ゴールデンスランバー」や「ジェネラル・ルージュの凱旋」なんかも良い。その堺雅人さんが実は…