野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

このミステリもすごい

こんな本、日曜日の夕方なんかに読み始めるんじゃなかった。今週は色々と忙しくなりそうだから早く寝て、と思っていたのに。ええと、「償い」っていう本なんですけどね。一気に4分の3ぐらい読んで、あーもうこんな時間じゃないかこりゃいかんいかんと寝たよ…

雨降って地固まる

本日は第8回のゆきち亭。雨が降ったり止んだりで難儀なことだったが、いつもの会場になっている茨木クリエイトセンターの和室へ行ってきた。前回、前々回とも会場から溢れんばかりの客の入りだったが、今回は程よく、ほぼ全員が和室に収まるぐらい。 演目は…

テラの次はペタ

世の中にある諸々のことを取り扱うにあたっては、その量が極端に増えていってある一線を超えたとき、それまでのやり方がまったく通用しなくなり、根本的に考え方から変えないといけなくなることがある。つまり、量的な変化が質的な変化を引き起こすというこ…

もっと大きいのを買えばよかった

5月に京都の「伏見夢百衆」へ行った際(5月10日のエントリ参照)に購入した「桃の滴」を賞味した。うーむ、たしかに端麗美味。いやあ結構結構。

グリーンプログラムは便利でおトク

月末で失効してしまうエクスプレス予約のポイントを使うため、昨日出張の帰りの新幹線をグリーン車にアップグレードした。 座席は確かにゆったりとしており結構なことだったが、斜め後ろぐらいに座った連中が、東京から新大阪までひっきりなしに英語で喋って…

持ち歩きには不向き

わたくしの敬愛するウチダ先生の本は、実はだいたいどれも同じようなことが書いてある。それでも、それぞれの本のテーマにより、少しづつ違ったふうに読めるのだから面白い。そういや養老センセの本も同じような傾向があるなあ。 「死と身体」とはなんだか物…

おのぼりさん

ひょっとしてこれがレインボーブリッジっちゅうやつでっか? なんのこっちゃようわからん写真やけどな。

ぐったり

ドストエフスキーの「地下室の手記」を読んだ感想。 地下室の手記 (新潮文庫)作者: ドストエフスキー,江川卓出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1969/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 58回この商品を含むブログ (141件) を見る 前半はなかなか進まなかった…

いまだに歴史を作ってる

アナ・ポポヴィッチの新譜、といってもリリースされたのはもう一年も前のことだ。レーベルを移籍し、満を持して出されたというのがこの「Still Making History」。 Still Making Historyアーティスト: Ana Popovic出版社/メーカー: Eclecto Groove発売日: 20…

てんぷらデハアリマセーン

北インドでは、ラーガという音楽のスタイルがあるらしい。そのラーガのライブを聴いてきた。バンスリという竹の横笛、タンプーラという弦楽器の2人編成だ。 ちゃんとWebサイトもあるがな http://bansuri.gozaru.jp/ このカルロス・グェラ氏がバンスリ、相方…

不快なおっさん達

あーまた一日で読んぢまったなあ。「マドンナ」ね。 マドンナ (講談社文庫)作者: 奥田英朗,酒井順子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/12/15メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (135件) を見る 主役はだいたい四十代の、中間管…

ほんとサイテー

まったくね、僕もそう思うよ。 タイトルを見て、そうつぶやいた。 「源氏の男はみんなサイテー」という本のことだ。 源氏の男はみんなサイテー (ちくま文庫)作者: 大塚ひかり出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/06/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: …

なんやかんやいうたかてこれしかないよ

今日は飲みにいっていたのだけど、午後11時過ぎには帰宅しており、先ほど風呂に入ったところ。エラいじゃないか、俺様。 まあちょいと物足りなくてちびちびとやっておるのだけどね。

鳴くよ鶯

うちの職場は、南北に通る通路で二つに隔てられており、東側半分が居室、西側が実験室になっている。わたくしの席は居室の南端にある。その南端の壁沿いに、5棹のロッカーがあり、そのうち3棹には施錠できるようになっている。3つの鍵はまとめてマグカップ…

若くはないけどさ

会社で引き出しの奥にたまった古い書類などを処分していたら、サンからときどきメールで送りつけられていた「Sun Developer NEWS」のプリントアウトを見つけた。2003年12月4日の日付。そのころに出版された、「コンピュータの名著・古典100冊 - 若きエンジニ…

詩人の魂?

今日は昼前に起きて、ほぼ一日(実際は半日なわけだけど)をだらだらと過ごした。そんな日曜の午後の数時間、「兼業詩人ワタナベの腹黒志願」を読んだ。これがめっぽう面白い。この本を貸してくれたRさんも絶賛するわけだ。 兼業詩人ワタナベの腹黒志願作者:…

よくもまあこれだけ

世の中にはどうやら、「見える」人とそうでない人の2種類が存在するらしい。自慢じゃないがわたくしは後者に属する。見える人っていうのは、便利なようで実はかなり色々なところで大変なんだな、と加門七海さんの「怪談徒然草」を読んで実感した。 怪談徒然…

ポストモダンがなんぼのもんじゃい

内田センセの本、また読みました。今度は「ためらいの倫理学」。 ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)作者: 内田樹出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 52回この商品を含むブログ (100件) を見る 何でも、ウ…

ビールしか飲んでないのだけど

んー、今日はもう、いいや。ちなみに、今日はかなりスモーキーな焼肉屋へ行った。あの上着はきっと、来週一杯は着られないだろう。

博物館をハシゴ

先週の土曜日、京都国立博物館へ行った。庭園がなかなかにエエ感じらしいということで。博物館へ行く理由としては何か間違っているような気がしなくもないが、まあええがな。 常設展示も、結構良い。縄文・弥生時代の石器やらなんやらの展示から始まって、歴…

ホンマにやる気あるんか

昨日は、会社で健康診断を受けた。今回は無事に検便も採取・提出できたし、不当に重い体重を記録されることもなく、まあ上出来と言って良いだろう。 しかし、診察において医師の第一声が「何か質問はありますか?」で、それに対して「いえ特にありません」と…

Jって誰や

先週の金曜日、なんばのFlamingo the Arushaにて行われたジュスカ・グランペールのライブへ行ってきた。午後7時半開演で、なんばだから何とかなるかなと思っていたが、何だかんだで会社を出たのはあまり余裕のない時間になってしまい、おまけに人身事故で電…

確かにこのミステリーはすごい

いやーすごいですな。「チーム・バチスタの栄光」読み終わりました。 チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/11/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 55回この商品を含む…

吉川晃司はまあ良いとして

この前のインド出張の折、行き帰りの飛行機内で映画を観た。シンガポール航空だったので日本語の映画は少なく、少ない選択肢の中から選んだのは「チーム・バチスタの栄光」だった。 あまり期待はしていなかったのだけど、面白い映画だった。だから原作も読ん…

死ぬ瞬間

安部公房の小説にオート三輪が欠かせないように、玄侑宗久の小説においてうどんは重要なモチーフなのだろうか。 まあそんなことないわな。 アミターバ―無量光明 (新潮文庫)作者: 玄侑宗久出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/04メディア: 文庫購入: 1人 ク…

フィクションだと言ってくれ

うわぁ… アカンてそんなん。 そもそも「祝山」っていうタイトルからして、字面はめでたいはずなのに、どうしてこんなにも禍々しいの? 祝山 (光文社文庫)作者: 加門七海出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/09/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 9回この…

こいさんはきついおひとでんな

いやあ、どこまでも変態だなあ。 春琴抄 (新潮文庫)作者: 谷崎潤一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/02/02メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 102回この商品を含むブログ (180件) を見る 「春琴抄」は、新潮文庫の裏表紙で「盲目の三味線師匠春琴に仕…

マユミちゃんの愛読書はロッキンオン

これまたオモロいがな、「空中ブランコ」。 空中ブランコ (文春文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/01/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 154回この商品を含むブログ (292件) を見る 意識してのことかどうか知らないが、前作「イ…

こいつあ参ったぜ

いやーオモロいなあ、「イン・ザ・プール」。 イン・ザ・プール作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 72回この商品を含むブログ (433件) を見る ホント現代人て病んでるのな、多かれ少なかれ。読んで…