野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

死ぬ瞬間

安部公房の小説にオート三輪が欠かせないように、玄侑宗久の小説においてうどんは重要なモチーフなのだろうか。
まあそんなことないわな。

アミターバ―無量光明 (新潮文庫)

アミターバ―無量光明 (新潮文庫)


「アミターバ」とは「無量光明」のことらしい。別にそう言い換えたからといって意味がわかる訳ではないのだけど。まあアレだな、臨死体験を小説にするとこうなるのだな。しかし玄侑さんて死んだ(というか死にかけた)ことがあるのだろうか?聞いた話だけであそこまで書けるものなのか?いやいや芥川賞作家をナメてはいかんのか。
身内で、こういう状態になってしまったケースを何例か知っている。そうか彼ら・彼女らはああいうふうな感じ方をしていたのか、と思うと妙に納得したり改めて感慨深かったり。