野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

その後には何が?

阪急茨木市駅のサウンドファーストが店じまい半額セールをやっている、とTwitterで知った。これはこれは、と本日仕事帰りにわざわざ最寄り駅を乗り越して茨木市駅まで行ってきた。 正確には、「店内全品20%オフ、さらにステッカーの貼られている商品は50%オ…

本当に終焉なのか

海堂尊、佐藤優といった人たちの本を読んでいると、役人ってホントにロクでも無い連中が多いなと思ってしまう。この「『亡国農政』の終焉」もそう。 「亡国農政」の終焉 (ベスト新書)作者: 山下一仁出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2009/11/07メディ…

夕食にはらふてーをいただきましたが

ウチダ先生のブログを読んで驚いた。 http://blog.tatsuru.com/2010/05/28_1008.php 普天間基地に「それ」が常備されているだって?そんなアホな、と思ったが、なるほどそう言われれば、ここ数ヶ月の鳩山首相の不可解な言動も、なんとなく理解できる、ような…

結局は「酔」

とにかく今週も何とか乗り切った。仕事帰りになんばのタワーレコードに寄って、あれこれ物色。上原ひろみか、アルゲリッチのショパンか、イーノ博士のアンビエントシリーズか… 長考の末にイーノ博士のアルバムを購入。いまAmazonでは在庫切れになっているか…

戯れ言なう

あれっ、はてなダイアリーのブログ編集画面のデザインが変わってる! 今日は本の感想を書こうと思っていたけど、あんまり驚いたのと妙にしんどいのと部屋に回鍋肉の匂いが充満しているのと日付が変わってiPadの発売日になってしまったのと、諸々の事情によっ…

1,000字以内で

National Story Project Japan=ナショナル・ストーリー・プロジェクト日本版、というのがあるらしい。 「本当にあった『嘘みたい』な話」を募集しているのだそうだ。詳細はウチダ先生のブログを参照されたい。 第一次募集のカテゴリは 「犬と猫の話」 「お…

実は迷信深いイタリア人

「バチカン・エクソシスト」なんて本があって、つい読んでしまった。 バチカン・エクソシスト (文春文庫)作者: トレイシーウイルキンソン,Tracy Wilkinson,矢口誠出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/04/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 24回この商…

なんや、また茶の湯か

いやー久しぶりに落語を聴きに行ったですよ。天満天神繁昌亭。 平日に繁昌亭へ行ったのは初めてのような気がする。チケット予約したのだけど、「全席自由」て。大丈夫かいな、と思ったが全くもって大丈夫だった。はっきり言ってガラガラ。 午後7時開演という…

待った甲斐がありました

過去にテレビで録画した映画「シェルタリング・スカイ」が途中で上書きされており最後まで観られなかったという事件があった。それ以来、続きが気になって気になって、でも普通に買うとDVDは5千円近くもするし、そもそもAmazonでは品切れになっているし、シ…

賛成の反対の反対は賛成なのだ

かなり手こずったが、何とか「日本的霊性」を読み切った。 日本的霊性 完全版 (角川ソフィア文庫)作者: 鈴木大拙出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2010/03/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る このテクストが書…

実は貼付けてみたかっただけ

堺の一条通と国道310号線の交差点、東北角に「スペインバル マルガリータ」と書かれた看板が立てかけてある。 大きな地図で見る メニューは色々と書いてあるが、肝心の住所とか電話番号が書いてない。その付近を見回してもそれらしき店は見当たらない。どー…

空前の雑誌ブーム

最近、普段買わない雑誌ばっかり買っている。BRUTUSの2010年6月1日号。だってブルータス30周年特集号で「ポップカルチャーの教科書」。執筆陣として「文学」高橋源一郎、「音楽」菊地成孔、「演劇」松尾スズキ、「通信」堀井憲一郎、「思想」佐々木敦、とか…

世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう。

口蹄疫のニュースが世間を騒がしている。何万頭という牛が殺処分。まったく胸ふたぐ思いとはこのことだ。やはりレヴィ=ストロース老師の言われるように、肉食というのは人類が抱える病理なのか。牛を飼ってその肉を喰らうのは、「ピュシスからの贈与」をは…

おかずラー油も忘れずに

なんとなく、関西ウォーカーを買ってしまった。 今回の特集は「癒し・開運の日帰り旅 パワースポット全44」。 パワースポット。何やねんそれ、いやまあわかるけど、そんなんが流行るのか。世も末、というか乱れとるな、かなり。そしてみんな疲れてるな。とり…

モサド式読書

最近どうも本を読むペースがめっきり落ちてしまった。わたくしの場合、主に本を読むのは通勤中なのだけど、最近は数週間おきに行っている研修の宿題やらなんやらを片付けるのにその時間をあてているからだ。あーもう読みたい本がいっぱいあるのに。もっとも…

ロンドンだって青空の日はある

ビートルズのオリジナルアルバムがごっそりリマスター版でリリースされ、話題になったのが昨年9月のことだ。ビートルズは嫌いじゃない、いやまあけっこう好きな方かも、だけど2,600円もするのかあ。"Abbey Road" ぐらいなら、Amazonで輸入盤が安くなったら買…

のぞみ257号、6号車にて

2泊3日の研修を終え、大阪方面のメンバ3名でぐだぐだと飲みながら帰る新幹線の車中でのこと。ワゴン販売で缶ビールを買おうとしたら、「何本ですか?」と訊かれてしまった。んなもんアンタ、普通は1本でしょうが。そんなこと訊かれたのは初めてだよ。 …いや…

iPhone人気沸騰中

携帯電話(キャリア)業界について色々と調べている。世の人々はどういう理由で携帯キャリアを選択するのか。まあ色々とあるわけだが、例えば通話品質などについて世間に流布する風説というのは、確かな事実であると同時にまったくの迷信でもありうるのだ、…

ハインリッヒの法則

研修のため府中に滞在中。 疲れた体にむち打って、夜中にプチ宴会をしていた。セミナーハウス内に設置された自動販売機でグレープフルーツチューハイを買って飲んでいたら、終わりごろになってから実はそれがレモンチューハイであることに気づいた。なぜ気づ…

カナダの坊主達

以前、「兼業詩人ワタナベの腹黒志願」という本を読んだ時(2008年6月15日のエントリ参照)のこと。ワタナベさんが、夜の散歩にオススメのBGMとして、Boards of Canadaというのを紹介していた。誰やねんそれ、と思ってiTunes Storeで検索するとちゃんとでて…

さすがに無理があるわな

「風が強く吹いている」の舞台版を先月WOWOWでやっていたのを録画していた。やっと今日、観た。あの長編を、3時間にまとめるのに加えて、舞台という制約のなかでうまいことやってるなと思った。場面をほとんど全部、竹青荘に限定してそれでも話が成り立つよ…

歌のコーナーは避けて

かなーりひさしぶりにテレビを見た。しかも月9ドラマ、キムタク主演(ちっ、「しゅえん」が「酒宴」に変換された)。さらに続けてビストロSMAP。いやはや。 リン・チーリンはドラマでは可愛いのに、ビストロでは変な髪型。ていうかデカいなおい。 久保田はニ…

根菜カレーのお供に

これぐらい暑くなってくると、カヴァがなかなかよろしうございますな。楽市で買ったヨーメ・セラ・ブリュット・ナチュレ、680円。ついつい一本空けてしまって、そんなんアカンやろと。

寄らば大樹の陰

歳を取ったせいなのかなんだかよくわからんが、どうも昨年ぐらいから、大木、それも葉が生い茂った大木に妙に心惹かれるようみなってきた。先日吉野へ行ったときも、大木とみると無闇にさわってみたりして、バチあたるんちゃうかと。 連休中、これといった用…

はまち家

先月まで米国に駐在していた人の話。帰国直前のある雨の日に車で走っていたら、突然大木が倒れてきて、ボンネット部分と後部座席部分はぺしゃんこになってしまったのだそうだ。要するに、いわゆる九死に一生を得たというやつだ。おーこわ。 とかいうような話…

立夏ですから

なんだか、やたら蒸し暑いやおまへんか。こんな日はつべたいビールでもプシっといきたく、シルクエビスでも買って帰ろうといつもの阪急オアシスに立ち寄ったら、なんと冷ケース故障中。ビールがぬるいぜ。 そいつはあんまりなので、駅の反対側にあるニッショ…

茨音2010

茨木音楽祭、略して茨音。今年で2回目なのだそうだ。今年の目玉は何と言ってもFried Pride! 高槻ジャズストリートのお下がりという感じは否めない(実際のところ機材なんかはそのとおり)が、それでも茨木にフラプラが来るなんて!とかなりのお楽しみイベン…

iPhone欲しくなりました

昨日の朝、起き抜けに「親分、てえへんだてえへんだ」と八五郎が飛び込んできた。いやちがう、「大変!」と妻がわたくしを叩き起こした。なるほど大変だ。愛用のiPod nanoの訃報である。 そういえば昨夜、iPodをシャツのポケットに入れたままで洗濯に出した…

鹿せんべい、そんなにうまいか

ついに「鹿男あをによし」が文庫化された。「鴨川ホルモー」を読んで以来、はやく文庫化されないかと待っていた一冊である。ちなみにTVドラマの方は、見てない。 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)作者: 万城目学出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/04メディア:…